頭痛が辛い。体が痛い。整形外科に行ってみた
頭痛が辛くて。体が痛くて。とうとう整形外科に行きました。行って本当によかったです。その結果をご報告します。10月25日の頭痛ダイアリー。 ...
行ってよかった整形外科。ありがとう先生!
痛み
飲んだ薬(目薬含む)
- ロキソプロフェンナトリウム錠(鎮痛剤)(整形外科処方薬)昼、夜2回
- エペリゾン塩酸塩錠(筋緊張の改善)(整形外科処方薬)昼、夜2回
- レパミピド錠(胃の薬)(整形外科処方薬)昼、夜2回
体が痛く、力も入らない。頭痛もする。整形外科に行きました。大変いいお医者さんに恵まれました。行って本当によかったです。
「頭も痛いんです」と言ってよかった!
待合室で待っていたら、モニターに「病院紹介」のビデオが繰り返し流れていました。その中に「ほかの診療科で問題ないと言われているのに、頭痛が治らない・・そんな方はぜひ整形外科をお訪ねください」というメッセージが入っていました。
「え?整形外科で『頭が痛いです』って言っていいの!?」。なんて運命的な出会い。やっぱり整形外科的な原因で頭痛が起こることもあるんだなと思ったし、「体が痛いです。頭痛もするんです」と先生に言うべきだな、と自信を持って(?)先生の診察を受けました。
診察内容
スゴイ先生でした。「左の背中、肩甲骨のあたりから、肩、首、後頭部、目の裏あたりまで、ツーンと1本痛みが走っている感じで、この症状に長年悩まされています。頭痛もします。これももう何年も、です」。先生、うんうんとうなずいていました。「最近になって、鎖骨と左腕が痛くて力が入らなくなり、これはおかしいなと受診しました。コリかな、と思って、ストレッチし過ぎちゃったかも?・・しれ・・ません!」。
すぐに体を触って確認してくれました。私の腕をひょいっとあげて「腕はあがりますね」と。次は肩や背中。服脱ぐのかと思って、着脱しやすい洋服を着ていったのだけれど、脱ぎそうになってる私に先生、「脱がなくて大丈夫です」と(笑)。
すごいです。服の上から、何か所か「ここ?」「ここ?」「ここは?ピリッとした痛みじゃない?」と押してポイントを確認してくれるのだけれど、どこもどツボ。「はいっ。そこです」「そうです、そこです!」「あ、はい、痛いですっ!!」。私以上に、私の体の痛い部分がわかっている。職人技のようだ・・と思いました。
診断結果
その場ですぐに言われました。「メインは筋肉です。痛いと言ったところは、みな筋肉の付け根です。あと、神経の痛みもあるかもしれません。レントゲン撮りましょう」。頸椎のレントゲンを撮りました。
頸椎レントゲン結果
正面から、左側から、右側から。3枚撮りました。レントゲンを見ながら「よくないですね」と最初にはっきり言われました。「首の左側、4番目と5番目の間、ここにあってはいけない影があるでしょ? 骨がささってます。クッションがつぶれています。」
思いがけない診断でショックなのもあったのだけれど、「あぁ、そうだったのか、そりゃ痛いよね」と自分で自分を慰めてやりたいような・・複雑な気分になりました。
先生も言いにくいのかなと思って、自分から聞きました。「骨がささってるのとか、クッションがつぶれてるのは、治らないですよね?」「残念ながら、そうです」と先生。「・・ということは、これから先私は、体の左側に負担かからないような生活をずっとしていった方がいいということですね?」と私。「そうです」と先生。この後、気を付けるといいことや、今後痛みが治まらないときの方針などを説明してくれました。
「ストレートネック」という診断
レントゲンを見ながら「ストレートネック」だと言われました。普通頸椎は、しなったように湾曲しているものらしいのですが、私の首はレントゲンで見れば一目瞭然、まっすぐでした。
ストレートネックという言葉は見聞きしたことがありました。最近では「スマホ首」とも言われれるようで、下を長時間向きっぱなしだと、頭の重みを、無理な首の角度で支え続けることになり、首コリの原因にもなる。私もそうなんじゃないか・・とは薄々思っていました。
今後の治療方針
先生は、大変わかりやすく説明してくれました。私の首のあたりの痛みは、頸椎がおかしなこと(クッションが潰れているとか、骨がささっているとか)になっているために生じる「神経の痛み」であるが、それ以前に、ストレートネックで首がコリコリだと。「神経の薬がありますが、副作用が強いので、できるだけ出したくないんです。筋肉の緊張を緩める薬を出します。それによって、首のこりがとれたら、痛みが落ち着く可能性があるので様子をみましょう」。
こちらの話もよく聞いてくださり、質問すれば打てば響くように明確な説明をくださる。いい先生に恵まれてとてもラッキーでした。
してもいい運動。してはいけない運動
ストレッチし過ぎて痛めたかも・・といった私に、先生は最後、私の今のこの状態で、していい動き、してはいけない運動についても説明してくれました。
・肩を回すのは〇
・首を左右曲げて、首の横の筋肉を伸ばすのは〇
・首後ろや首の筋肉(耳の下あたり)をもむ(マッサージ)のは〇
・首を左後ろに傾けるのは×(痛めている神経に触るから)
思い当たる節ありありです。私は、首こり・肩こりが激しいのだと思って、右手で左の首と肩の間あたりに手をあて、そのままのけぞるように左後ろに首を思いっきりひっぱるストレッチを数日前から数日間していました。それは、私の頸椎の状態からすると「してはいけない運動」でした。たしかに、それをするとピリッとするような、ちょっとほかのところをストレッチしたときとは変わった痛みが走ります。それが「神経の痛み」だということもわかりました。
それにしても、私はどういうストレッチをしたのかは先生には言ってません! しかし先生、そのこと知ってるみたいに「こういう動きは、痛いはずです。控えてくださいね」とおっしゃいました。体をちょっと触って、レントゲン見ただけで、私の体のことを、私以上にわかっちゃうんだ・・すごい・・。整形外科って初めて行ったのだけれど、頼りになるものなんだなと強い味方を得たようでうれしくなってしまった。
処方された薬
・エペリゾン塩酸塩錠:筋肉のコリや緊張をほぐす薬
・レパミピド錠:胃薬
・ロキソプロフェンナトリウム錠:痛み止め
・ロキソプロフェンNaテープ(湿布):痛み止め
内服薬は、1日3回食後に。2週間分出されました。
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