毒親問題で不眠。頭痛。
頭痛がする。ひどくはないが痛い。大泣きすると翌日も頭が痛い。それはもうわかっていることなので、朝食後にイブを飲んだ。今日の頭痛ダイアリー。 ...
毒親問題で頭痛。もうおしまいにしたい
痛み
飲んだ薬(目薬含む)
- ジクアス(眼科処方目薬)4回
- シアノコバラミン(眼科処方目薬)4回
- 朝:イブA錠(鎮痛剤)
いい年をして、なんで私はそんなに泣くかな、と情けないのだが、泣くと心にたまっている言葉にできない何かが流れ出すように、その後スッキリして、気持ちの整理がついて、そして強くなる。そうやって、ここ何年も、泣きながら困難を乗り越え強くなってきたんだから、これはこれで私の対処法でしょうがないと思う。
夕べは、毒親たちのことを考えてよく寝れなかった。でも、かなり気持ちと頭の整理がついたように思う。私は自分の50代に期待し過ぎてしまったかもしれない。先日の51歳の誕生日、私は生まれて初めて「生まれてきてよかった」と思った。自分で自分に「お誕生日、おめでとう」と言ってやりたいと生まれて初めて思った。「私、毒親から本当に解放されたんだな」と思ったし、残りの人生は、親に振り回されずに「命があってよかった」と思える人生を送りたいし、そうしなくちゃダメだと思っていた。
しかし、勃発する親にまつわる頭の痛いできごと。「またなの?」「いつまで続くの?」「もうやだ」とパニックになったと思う。私は勘違いしていた。毒親4人は、現存している。ないものにはできない。いないも同然で暮らしたいと思っていたから、その存在を意識せざるを得なくなるたびに絶望的な気分になってしまった。悲しいけれど、実の父母、義理の父母が「毒」な存在であるという事実は変えられない。彼らは驚くほどその在り様を変えることなく、毒な存在として存在し続けている。排除したくてもできない存在。それが「毒親」。私は、4人の親たちが亡くなるまで、逃れられないんだと思う。その事実を認め、それを前提に、どうやって生きていこうか・・と考え始めたら、むしろ気持ちがラクになった。
絶望しなくてもいい、ということがわかった。私は、10年前の私とは違う。相手は毒親であり、いろいろ間違ってる人たちだということがわかっている。もうまどわされないし、ふりまわされない。それでいいんだと思う。たとえて言うなら、ときたまウチの前に落っこちてる「犬のうんこ」みたいな存在だと思う。たとえて言うなら、風向きによって時折流れてくる「下水」の匂いだと思う。遭遇すれば「いやぁ~ねぇ~・・」と思うし、始末しなくちゃいけなくて大変だけど、うんこがそこに落ちているのは私のせいじゃない。うんこが落ちていても、下水の匂いが漂ってきても、それは私の人生に傷を残すようなものではない。私の価値に何の影響もない。
4人の親たちは、私にとってそんな存在なんだろうと思う。私は他人が思う以上に苦労人で、夫も同じく4人の毒親に囲まれた苦労人で、私は夫の人生をだからといって「ダメな人生」だなんて思わない。あんな親の元に生まれながら、今の彼があるのは立派だと思う。たぶん自分もそうなんだろうと思う。
嫌なものというのは、それから逃げ回っているうちは、追いかけられて怖いのに、「ここにいるわね。だからなに?」と存在を認めてしまったら、なーんにも怖くなくなることがある。毒親は私の周りに確かにいる。でもだから何? 毒親持ちだからって私がダメな人間ってことはないんだから。・・・これで親のストレスが少しは減るかな。ちょっとずつでいいから、頭痛の原因の一要因となっている親問題を、自分らしく消化していこうと思う。
毒親は変わらない。絶対に
今回のことで、何か学ぶべきことがあるとしたら、「毒親は変わらない」ということ。本当に本当に・・毒親は変わらない。70歳になっても、80歳を過ぎても。
実の父は、「親は子供より偉い」と思っているモラハラ・パワハラ男でしたが、その信念は、77歳を過ぎた今も変わりません。私は1年ほど前、父にこう言われました。「お前は一体、何を考えてるんだ?お前の頭をかち割って、中を見てみたい。空っぽなのか?親に介護が必要になるかもしれないって頃なのに、実家に顔を出さないとは何事だ!」。そんな父に震え上がって服従してばかりの私でしたが、こういうのを毒親というのだということが分かっている今は違います。「そんな言い方しかしないから、ふたりの娘があなたから離れていく。言われれば言われるほど、あなたの介護なんかしたくなくなる。そのことにいい加減、気づきなさいよ!」と思います。
実の母は、過干渉でしたが、娘が50歳を過ぎても、さりげなーく、こうすべき、ああすべきを教え授けてくれます。そんな自分の態度によって、私は今だに母の前では借りてきた猫みたいになっちゃって、具合が悪くなってくることに母はまったく気づいていません。愚かだと思います。
夫の父親は、ひどいアル中で、夫は幼い頃、毎晩悪夢を見ていたそうです。そんな義父も今は要介護。現在は「睡眠導入剤中毒(依存)」になりつつあり、依存体質って変わらないのね・・と納得させられるやら、あきれるやら。
そして問題の義母。夫は小学生の頃、いじめられて不登校になったそうですが、母親は「どうして学校行かないの?」「何かあったの?」と一度も聞かなかったそうです。夫は、ひとりで問題解決し、不登校から復活。問題が起きても、見て見ぬふり、子供に丸投げなのは、80歳を過ぎた今も変わりません。自分の夫(義父)が要介護になり、いろいろと問題が出てきても、当事者意識ゼロ。自分で何とかしようと思う気持ちゼロ。義父の介護から、経済的な問題まで「私知らな~い」。こちらに丸投げ状態。
何も驚くことはない。昔からそうなんだから。驚くことがあるとするなら、進歩のなさ。だれしも完璧じゃない。でもそこから少しずつでも進歩のある人は、毒親にはならないんじゃないかと思う。
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