決定版！これが子供への精神的虐待だ (2)

子供の将来を勝手に決める親

大学に行くべき、将来は会社員に、などなど、子供の将来を勝手に決め、自分の敷いたレールに子供を乗せようとするのはNG。あなたには、自分の将来を自由に夢見る権利があったのです。 ...

問題をないことにする親

本当は家庭内に問題があるのに、「ウチには何の問題もないです～」「ウチの子には問題ありません～」という顔をしているのも、子供の心をむしばむ要因。問題をありもまま受け止め、家族で解決しようと助け合うのがいい家庭。嘘まみれの家庭では、子供は健全に育ちません。

親を好きでいるように強要する親

大人になるまでの間には、親に反抗したり、親が嫌いになったりすることがあって普通。「嫌いになっちゃ悪いな」「仲良くしてあげないとかわいそうだな」なんて思っているのだとしたら、親の“お友達”にさせられてきた証拠。親と仲良くしてあげることが子供の役割ではありません。

心理的・精神的虐待からの回復法

親から受けた虐待ダメージからの回復への道のりの第一歩は、親に対して怒っている自分に気づくことです。「親だから、子供に何を言ってもいい」なんてことは決してないのです。身に覚えがある人は、「私はもっと大事にされるべきだったのに」とおおいに憤ってみてください。

「親を悪く言うべきじゃない・・」とあなたの心の中には、まだ罪悪感があるかもしれません。「悪いのは親ではなく私かも」とまだ自信がないかもしれません。信頼できる友達やパートナーなど、誰かに自分の気持ちを話すということがとても大切です。「私は間違ってない」という自信をあなたが取り戻すためには、「そんなことがあったなんて大変だったね・・」と共感してくれる第三者の存在が必須です。

周りに話せる人がいなくても希望を失わないでください。ネットで知り合った同じ境遇の人に打ち明けるのもいい。カウンセラーを訪ねるのだっていい。あなたの話を聞きたいと思っている人は、必ずどこかにいるのです。

参考
*1: Susan Forward 『Toxic Parents: Overcoming Their Hurtful Legacy and Reclaiming Your Life』

先頭へ戻る