娘の話を聞かない母親

娘の話を聞かない母親

私の話を、まったく聞かない母でした。何を話しても、気のない返事。信じてもらえない。そして私は、ボロボロになりました。 ...

私は、2歳違いの兄とふたりきょうだい。会社経営の父と、専業主婦の母に育てられました。私は両親に、自分の話を聞いてもらったことがない。父は忙しく不在がち。そして母は、子供の話を聞かない人でした。

まったく聞いてないわけじゃない。「子供の言っていることを、信じようとしない母」というのが正しいかもしれない・・。

母は、私が学校であったことなどを話しても、上の空でした。「学校で先生にほめられた」と言っても、うれしそうな顔しない。「そう」とだけ。「友達から、いじめられた」と言っても、「ふーん」と、心配するでもなく、私から聞き出そうとするでもなく、不思議そうな顔をするだけ。

そんな母の反応が、私をさびしくさせていたのだと思います。私は、おかしな性格になってしまいました。

私には、物事を、事実以上に大げさに言う癖があります。「今日、こんなことがあったんだよ」とだけ言えばいいところを、「こんなことがあって、みんながものすごーくビックリしてて、そして私にみんなが、大丈夫ってすごーく心配して」というように。

そこには、嘘もありました。みんなたいしてビックリしてないし、すごーく心配、とまではいってない。でも、どうしてもそう言いたくなる。そのくらい言わないと、聞いてもらえないような気がする。

最近になって気づきました。それは、生い立ちの影響かもしれない・・と。

私の話を聞いてるのか、聞いてないのかわからない母の反応。それがさびしくて、私は、嘘までついて母に大げさに語るようになったと思います。「先生にほめられた」とだけ言っても、聞いてもらえない。だから「これはすごいね~。こんなによくできた作品は初めてだ、って先生が言ってた」というように。また母は、そこまで話を装飾すると、話に食いついてきたりしました。

具合が悪いときにも、ものすごくお腹が痛いとか、大げさに演じました。母に心配して欲しい一心で。友達に意地悪されたと言う話をするときにも、されてもいないことを「やられた」と嘘をつき、やったやらないで、大もめになったこともあります。

私はそんな自分が嫌いでした。でも、もう自分を責めるのはやめました。

子供だった私は、ただただ、母に自分の話を聞いて欲しくて話を大きくしたり、嘘をついていたりしたんだな、と思います。「嘘をつかなければならないほど、さびしかったんだよね。お母さんに、話を聞いてもらいたかったんだよね。辛かったね」。子供だった頃の自分に言いました。

涙がこぼれました。その日から、私は友達に、大げさにことを語ることをやめました。やめてみれば、そんなことしなくても、私の話を聞いてくれる人ばかりでした。

私は、やっと毒親の呪縛から解き放たれました。 [...]


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