子供を認めない親。毒父を持った息子の末路
「大人になれば分かり合えるかも」そう思った僕が甘かった!毒親は本当に治らない。
僕は最後まで、父に認められませんでした。いや、父は、僕を認めたくなかったのかもしれない。 ...
僕は、妹とふたりきょうだい。会社役員の父と、専業主婦の母の元に生まれました。僕は、会社でバリバリ働き活躍する父の姿を見て育ちました。そして、そんな父は、僕にとって憧れでした。僕は、父の背中をおいかけ大きくなってきました。
そんな僕は、父から認められたいという気持ちが人一倍強かった。運動会でリレーの選手に選ばれたとき、僕は一番に父に言いました。褒めてもらいたくて。しかし父は、新聞から顔をあげず「そうか・・」だけ。父は、いつもそんな感じでした。僕は、父にそんな態度を取られれば取られるほど、「もっとやってやるぞ」「いつかお父さんに、すごいじゃないかと言わせてみせる!」とムキになっていたように思います。
そんな僕も、父と同じ経営者の道を選びました。しかし、父のような「会社」ではありません。僕が選んだ道は料理人。将来、自分の店を持つことを目標とし、いくつもの店で修行をしました。そんなときにも、僕はいつもおやじを意識していました。いつか、おやじに自分の店へ来てもらいたい。おやじに「旨い!」と言わせたいと。
僕が、小さなレストランを開いたのは、35歳のとき。それと前後して、長年つきあっていた彼女と結婚しました。父は、その頃から、あからさまに僕に難癖をつけるようになりました。
父は、妻の一挙手一投足に文句をつけました。妻を庇うようなことを言えば、それが気に入らずさらに妻を攻撃する。かといって、だまっていると、「お前も本心では、あの女が気に入らないだろ?」などと、いじめとも思えるようなことを言う。「彼女も店で働いてる、僕の右腕になってくれてる」と言えば、「家のことはしないのか、だめだなそりゃ」と言い、「家のこともやってる、と言えば、やっぱり外では働けないような人なんだう」と言い、わけわからない。
結婚相手が気に入らなかったけれど、時間経つにつれ、仲良くなった、なんて話は、いくらでもある。たとえば芸能人の人とか、芸能界入りを親に反対されたけど、今は応援してくれてるとか、そんな話もよく聞く。僕のそんな悩みも、それに似たもので、きっと時間が解決してくれに違いない、と思っていました。
でも・・。 [...]
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