子供の好みにまでダメ出し。過干渉な母親 (2)
食べるものに限らず、私は何に対しても、「嫌いになってはいけない」と頑張ってしまうところがあります。嫌いなら嫌いでいいはずなのに、「好きにならなくちゃ」と無理してしまう。だから好きなのか、嫌いなのか、本当の気持ちが自分でもわからない。好きだと思って買った洋服にも、気に入ってると思ってしてみた髪型にも、好きだと思ってる友達にさえもどこか自信が持てなくて、誰かに「いいね」と後押しされていないと不安で仕方ないのです。 ...
感覚が希薄であることは、毒親育ちの人の特徴のひとつなのだそうです。私は子供の頃から、何をしていてもどこか不安で、自信がなく、心の底から何かを楽しむことができません。その原因がやっとわかった気がしました。
自分で自分に、「コレ好き?本当は嫌いなら、嫌いって思っていいんだよ。これが嫌いでも、あなたはダメな人間じゃないよ」と語りかけるようにしています。以前と比べて、自分の好き嫌いに素直になれるようになったと思います。まだまだ波はありますが、ひとつ確実に言えるのは、「コレ好き!」「コレ嫌い!」という感覚がストレートに思い浮かぶときには、気分がとても軽い。「生きてて楽しい」という、これまで感じたことのない感覚でいっぱいになるということです。
嫌いだった物の良さを発見し、好きになる経験は素晴らしい。だけど、本当は嫌いなものを「それが嫌いなのは恥ずかしいこと」という理由で、好きになるように強制されるのは間違ってる! 「もう無理をするのはやめよう」・・好き嫌いのない自分より、嫌いなものは「嫌いだな」と素直に感じられている今の自分の方がいい、自信を持ってそう思えるようになり、私のうつもよくなってきました。
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