裕福。でも愛情はない..金持ちの毒親

裕福。でも愛情はない..金持ちの毒親

裕福な家庭で育った子供の落とし穴!

私には、子供の頃から悩んでいたことがありました。「親に感謝する」という気持ちがどうしても湧いてこないのです。 ...

父は、大企業の重役。裕福な家庭で育ちました。大きな家に住み、私立の高校、大学に行きました。父からはよく「お前は金食い虫だ」と言われました。「高校も大学も私立だぞ。こんなに親に贅沢させてもらって、お前に貧乏暮らしは無理だろうなぁ」とも。母からは「お母さんは、あなたにお金の不自由だけは絶対させなくないって思ってるの。だからお母さんは、自分の欲しいものも全部我慢して・・」と言われました。でも言われれば言われるほど、感謝するどころか反発してしまう。「そんなこと言われるくらいなら、公立に行けばよかった」。「金持ちの家なんかに生まれなきゃよかった」。「愛情をかけるってお金をかけることなの?なんか変だよね?!」。どうしても「お父さん、お母さん、ありがとう」と思えない・・。

私は結婚するとき、両親に「今まで育ててくれてありがとう」と言いませんでした。そう言うのが普通なんだろうということは、頭ではわかっていましたが、感謝の気持ちがどうしても湧いてこなかった。そう言う気にどうしてもなれなかったのです。両親の理屈からすれば、お金をたくさんかけてもらった私は、誰よりも両親に感謝しなければならない存在。「それなのに、なぜ私は感謝できないんだろう・・」。私は、人として何か大事な部分が欠けているのではないかという思いに、その頃から強くとらわれるようになりました。

私に自信を取り戻させてくれたのは、夫の実家から届いたひとつの荷物でした。その荷物の中には、義母の作ってくれたお惣菜や、地元の野菜や物産が詰まってしました。荷をほどくにつれて、私は義母に対する感謝の念でいっぱいになったのです。夫の好きなものばかりで埋め尽くされていると思っていたその荷物には、私の好きなものがたくさん入っていました。実家に遊びに行ったときに食べた地元のお菓子。「お義母さん、私の好きなもの覚えていてくれたんだな」胸が熱くなりました。「私のためだけに1ヶ月もかけて作ってくれたんだ・・」その荷物には、夫の嫌いな、でも私が大好きな義母お手製の蕪の甘酢漬けも入っていました。どんなに高価な贈り物よりも、世界にふたつのとないその漬物が、私には最高のプレゼントに思えました。

すぐ義母に電話しました。「私の好きなものもいっぱいい入ってて・・!うれしいです!おかあさんありがとう!」。同時に私は、ホッとしていました。「私にも親に感謝する気持ちがあったんだな」。私は異常じゃないと自信を取り戻した瞬間でした。

読みもしない文学全集や、百科事典で埋め尽くされた子供部屋の中で、いくらお金をかけてもらっても満たされなかった日々。父からも、母からも、友達からさえも、「お金のない苦労を知らないくせに」「苦労知らずのお嬢様育ち」と言われるばかりで悔しかった・・。でもそれも、過去のこと!水に流しちゃおう。高価なものよりも、心のこもったものがいい。人を幸せにするのはお金じゃない。人を愛するのにお金はいらない・・そういう価値観の持ち主、それが私。「私は私」それでいい。

最近になって、22歳の私が、結婚する時に両親に言いたかったのはこれだったんじゃないかと気づきました。「これからは、1銭のお世話にもならないから、私の好きなように生きさせて。もう私を解放して・・」。毒親から解放され、子供の頃から苛まれていた孤独感も薄れてきました。 [...]


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