過干渉な親の洗脳を解く方法 (2)

最初は、「本当はやるべきじゃなかったのに」と罪悪感を感じたり、「親に何か言われちゃうだろうな」と不安に感じるかもしれません。しかし、これを繰り返すうちに、自分のことを自分で決められる自由を感じるようになります。 ...

たとえ自分で決めたことが、結果的に間違っていたとしても、落ち込む必要はありません。それがあっているのか、やってみる前からわかる人などいないのです。失敗を恐れずちゃんと自分で決めることができた自分を、ほめてあげください！　それが大事です。

この方法を始めると、多くの毒親育ちの人が「怖い」と感じます。親の言うことを聞かずに失敗してしまったら、親は助けてくれないのではないか、見捨てられるのではないか、という不安を抱くのです。どうか忘れないでください。いい親は、子供が自分でした決断が、結果的に間違っていたとしても、見離したりは決してしません。困ったときには、いつでも味方でいてくれるのがいい親であり、あなたが少しでも不安に思うのなら、その親はそれだけで十分『毒親』です。

この方法の最大のポイントは、進学や就職、結婚など、人生の大きな選択のときにいきなりやってみようとするのではなく、日々の小さな出来事で、繰り返し繰り返し実践しておく、という点です。毎日の生活の中で我慢していることがあったら、どんな小さなことでも「自分で決めよう。我慢するか、我慢しないか、それは私が自分で決めていいことだ」と大げさなまでにそう思ってください。

並べられた食事の中に「食べたくないな」と思うものがあったなら、「今日は食べたくない。食べない」と決めるのも〇です。欲しかったものを買うのでも、好きな洋服を着るのでも、茶髪にするのだってＯＫです！　親の干渉が激しくやる気が萎えてしまいそうだったら、親の目のつかないことで実践するだけでも効果があります。

この方法は、過干渉、過保護な毒親の元に育った人のほか、ネガティブな性格の毒親、子供の話を聞かず、子供の価値観や考えを尊重しない毒親の洗脳を解くのにも効果的です。

最初は怖かったり、難しかったりするかもしれませんが、数ヵ月も経つと多くの人が「自由」を感じるようになります。どうぞ、親に乗っ取られているあなたの人生を、自分の手に取り戻してください！　「生きるってこんなに楽しいんだな」と思える日が来ることを心から願っています。

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