ADHDの子供の叱り方:満足法 (2)
そしてイイ行動を、満足できるまで十分していれば、問題行動は起こらない、少なくとも起こりにくくなります。問題行動を起こす必要がなくなるくらい、いい行動で忙しい毎日にしてあげよう、と考えるのが、この方法の肝です。 ...
子供が何か「困ったこと」をしているときには、「この子は、これが好きなんだな」と考えてみましょう。そして、それに近い、スポーツや遊びを、積極的に日々の生活に取り入れてください。それを通じて子供を満足させることは、ただやみくもに「動きたいから動いている」といった状態から、一定のイイ行動やルールにそって行動する習慣が身に着くいい機会にもなります。スポーツクラブへの参加や習い事を検討してもいいでしょう。
問題行動をやめさせることばかりに親が注力していると、子供の毎日は、やってはいけないことだらけになり、我慢の連続です。ADHDの子供は、我慢することも、ほかの子供の数倍難しいなら、常に刺激を求め、動きたがる・動いてしまう多動の子供にとって、「してはいけない」と言われることはかなりのストレス。究極に難しい要求をされていることになります。
しかしその一方で、ADHDの子供は、「したがっていること」を積極的に促すと、ほかの子供の以上にその力を発揮することは少なくありません。ADHDの人は、楽しいと感じられていることには積極的ですが、そうでないことにはやる気のスイッチが入らないため、職業選択の幅も狭くなります。子供のうちから、どんなことが「したいこと」「夢中になれること」なのかを探し、その方向で子供のやる気や才能を伸ばすことは、子供の将来のためにもとても大切です。
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