ADHDの子供の叱り方:注目法 (2)

ADHDの子供の叱り方:注目法 (2)

しかしそういう子供は、親なことが大好きです。叱られることでもいいから、親にかまって欲しいのです。していることはよくないことでも、かまって欲しいと思う子供の気持ちは何も悪くありません。子供が満足するまでかまってあげていいのです。 ...

しかし、始終子供が満足するまで相手をしてあげることは大変ですね。そこで、実践していただきたいのが「小さな注目を何度でも」作戦です。

子供が目についたら「何してるの?」「すごいね」などと何でもいいから声をかける、体を撫でる。通りすがりでもいいのです。遠くから声をかけるのでもいいのです。テレビやスマホに親が夢中になっているときにも、きりのいいところで、ほんの1、2数、ひと言でいいので、ちょっと子供に声をかけたり、体をさわるなどしてあげましょう。それを日々の生活の中にちりばめることで、子供の満足度は上昇します。

また、これには思わぬ効果もあります。最初はしょっちゅう声をかけてあげた方が効果があがりますが、次第に「たまに」くらいでも十分になるのです。それは、子供が満足するにしたがって、多くの注目を親に求めなくてもすむようになる、ということと同時に、定期的に子供にとってうれしいことが起こることによって、次の親からの注目機会まで待つ行動が強化(学習)されていくのです。


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