【ADHD】走り回る子供にピッタリ!指示法 (2)
そしてその指示は、具体的であればあるほど効果的です。「ここにいて」と言うときには、椅子やソファーなど、座っていて欲しい具体的な「場所」も指示して、「ここに座ってて」と言うこともできます。年齢によっては、子供の好きなキャラクターのマットなどを買ってきて、「ここに居て(キャラクターと一緒に居てね)」と言う言い方も有効です。 ...
昔から、お風呂で湯船に子供を浸からせるときに、一緒に数を数えたりしますが、これもこの『指示法』の一種です。これを応用して、「ここに座ってて」と椅子にすわらせたときに、「100まで数えてみよう!」と言うこともできます。ただすわっていることは不得手なADHDの子供も、何かさせるとすわっていられることがあります。
我が家は、デジタル時計の好きな子供のために、こんな方法を見出しました。椅子にすわらせ、デジタル時計を渡します。「○分○秒になったら教えて」と時計の「番」の役目を与えたところ、子供はそこから新しい遊びを見出し、そこに表示される数字を足したり、引いたりして遊ぶようになりました。
テレビを見せたり、スマホやゲーム機を持たせればおとなしくなる、というケースもあるでしょう。しかし、子供の健全な発達を考えたときには、ただ流れてくる情報を見ているだけの受け身のおもちゃより、子供自身がそこから新たな遊び方を見出せるような「素朴な素材」が適していると言えます。そうやって見つけた遊びは、その子供が夢中になれる遊びであり、親もそこから、自分の子供の好みや適性を見つけることができるからです。
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