【ADHD】自信のない子供にピッタリ!援助法 (2)
援助する量は、少しずつ減らしていきます。最後のひとつのボタンを留められるようになったら、最後の2つを子供にやってもらいましょう。その次は3つ・・というように、親が手伝う量を減らしていくことで、最終的にはひとりでできるようになります。 ...
この方法は、「ひとりでできない」という事実よりも、「ひとりでできた部分がある」というところに目を向け、ADHDの子供のがんばりや進歩をおおいに評価する、という親の意識改革が重要です。それによって子供が感じる達成感や親からの賞賛は、ADHDの子供に不足しているドーパミンを誘発します。それによって、学習効果が高まり、次への意欲が湧きやすくなるという利点もあります。
このやり方は、いろいろな場面に応用することができます。「どうしてできないの?」とADHDの子供にイライラしたり、親が全部やってしまったのでは、ますます子供はやる気や自信を無くします。イライラしたら、「とりあえず一部だけやってもらおう」と気分を切り替え、ほんの少しでも子供がやったら、ニッコリ笑ってそのがんばりを評価してあげてください。この方が確実にADHDの子供を成長させることになります。
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