【ADHD】自分にあったやり方の見つけ方 (2)

【ADHD】自分にあったやり方の見つけ方 (2)

子供の頃は、そんなことでよく母に怒られました。「物を出したら、引き出しを1回1回閉めなさい」「今していることをきちんと終わらせてから、次に移りなさい」。それを言われるたびに、イライラしていたのを思い出します。あの頃は、自分の気持ちをうまく言葉にすることができず、怒ったり泣いたりするしかなかったけれど、今ならこう言うかな、と思います。「お母さんの言うとおりにやると、混乱してきちゃう!」。 ...

ひとつづつ作業をきちんと終わらせていくよりも、思いついたことを同時並行的にやっていく方が私の頭には心地いい。無理してひとつづつ作業を進めようとすると、風船から空気がスーーッと抜けていくみたいに無気力になっていってしまう。それは大人になった今でも同じです。

私は確かに、他のきょうだいと比べると、変わった行動をすることが多かったのだろうなと思います。しかし、きょうだいと比べられるのは、正直辛かった! 母やきょうだいの「普通」と私の「普通」は違っていて、みんながしているような行動を表面的にすることだって不可能ではなかったけれど、それはとってもストレスで、ときには自分自身が否定されているかのような気さえして、情緒不安定になっていたなと思います。

確かに、他の人との協調作業は向いていないな、と思うこともあります。でも、「これ仕上げておいて」と任される分には問題ない。結果が同じなら、どんな方法でやったっていいんだもの。どんなに机の上が書類で埋もれていても、最後にしまって帰れば同じじゃない! 最終的に美味しいおかずが完成すれば、野菜を冷蔵庫にいつしまうかなんて、どうでもいいじゃない! 自分がADHDなのだと知って、私にとって自然な方法でやればいいんだなと、自分のやり方・感じ方に、自信が持てるようになりました。


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