ＡＤＨＤの人の見分け方 (2)

発達障害の人は、精神年齢が低いという話を聞いたことがあります。その通りだな、と思います。私は、勉強の成績はかなり良い方でしたが、精神的にはどこか幼くて子供っぽく、友達付き合いについていけていないところがありました。年下の子と遊びたがったり、友達ができにくかったり。それは、小学校３、４年生頃から顕著になった気がします。女の子同士の会話や複雑なグループ関係などにうまく適応できず、孤立することが多かった。私が、年齢よりも幼く見えていたのは、体が小さかっただけでなく、幼さが残る女の子だったからなのかもしれません。 ...

そしてそれは、大人になった、いえ、すっかり中年になった今も変わらないんだろうな、と思います。私は、大人らしい雰囲気とか、中年らしい落ち着きとか、「年相応」とは全く無縁です。思えば、私たち夫婦に子供はないのですが、結婚して２５年、私は周りの人から「お子さんは？」と聞かれたことが一度もありません。人は「お子さんがいてもおかしくないような雰囲気の方ね」と思うからそう聞くのかもしれないな、と思います。何歳のときの私も、年齢よりどこか幼くて、そういう質問を人がしたくなるような雰囲気を持ち合わせていなかったんじゃないか、と推測しています。

成長過程では、幼いとか子供っぽい、ということは、マイナスになることが多かったけれど、人生も折り返しを過ぎればそう気にならないな、とストレスを感じることはグーンと減ったように感じます。いつまでも気が若くて、はじけてる？私は、周りを明るくする存在だと映っているようで、「あなたといると、気持ちがパーッと明るくなるわ」と言われることが多くなりました。

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