物事へのこだわり、ADHDとアスペルガーの違い (2)

物事へのこだわり、ADHDとアスペルガーの違い (2)

忘れられないのは、小学校6年生、歴史の年表を作ったときのことです。絵巻物のようにながーい年表を作り、細かいところまでよくまとめましたね、と廊下に張り出されましたが、実は、どれが主要な歴史上の出来事なのかが私にはわかっていませんでした。だから、もっと主な出来事だけ書きなさい、と先生に言われた瞬間から急激におもしろくなくなって、年表づくりをやめてしまったことを覚えています。 ...

ADHDのこだわりが、アスペルガーのそれと違うのは、自分の興味のある点に注意が行く、という点のようです。確かにそうだな、と思います。そしてそのこだわりゆえに、なにが重要なのか、主要なのか、本筋なのか、といったことが見極められなくなっているように思います。

しかし興味を持ち始めると、年表作りのときのように、人の数倍細部にまで研究を重ねて、ものごと習得したり、完成させたりする才能?として、私の特性は発揮されます。そのような特性が活かせる環境にあるとき、仕事でも趣味でも、とてもうまくいっていると思います。

私は、まだ自分がADHDだとは知らなかった中高生の頃、「私のいいところは好奇心の強いところです。興味を持ったことは、一生懸命やります。でもちょっと、熱しやすく冷めやすいです」と自己紹介していました。それってADHDそのものだったのね・・となんだかおかしくなります。


人気の記事
アダルトチルドレン セルフチェック
心理的虐待ダメージ診断(旧:毒親洗脳度チェック)
すぐわかる!ADHDチェック
親パワハラ診断
完璧主義診断【セルフチェック】
毒親チェック
人間不信診断【セルフチェック】
嫌われたくない症候群診断【セルフチェック】
いい子症候群診断【セルフチェック】
自殺危険度診断【セルフチェック】


先頭へ戻る