【ADHD】視覚優位の人の頭の中はこうだった! (2)

【ADHD】視覚優位の人の頭の中はこうだった! (2)

私には、3つ年下の妹がいます。妹は発達障害ではありませんが、学校の成績は中の下といったところで、学校の成績がいいADHDの私が、妹の宿題を手伝ってあげる、といったことがたびたびありました。しかし・・それがうまくいっていたかは、はなはだ疑問です。 ...

私が一生懸命教えてあげていると、「お姉ちゃんってさ、よく図にするよね」と妹が笑います。そしてその図がわかりにくいようなのです。そうです! 私は、妹に勉強を教えるときよく「図」を書いて説明していました。私は、視覚優位なので、頭の中で図にして理解している。その図をそっくり紙に書いたらわかりやすいだろうと思っていたのですが、認知の仕方が私と異なる妹には、それがわかりにくかった!・・と思います。

大人になった今では、仕事のときの「会議」に同じ問題が勃発します。子供の頃、授業をずっと聞いていられなかったのと同じで、会議にずっと集中していることができない! 人の話は半分くらいしか聞いておらず、あとは頭の中で展開図を作成して全体像をとらえようとする理解方法は子供の頃と変わらず、結果勘違いが多かったり、肝心なことを聞き逃していたりします。

それでも、人の言っていることを自分でメモするようにしたら、それも少し改善されることがわかりました。多動な私は、じっとすわっているだけだと気が散るのですが、「メモする」といった小さなことでも何かしていると注意力が少しは維持できるようです。そして何より、私の頭の中に展開される「認知の図」は情報量が多ければ多いだけ正確なようで、メモを取ることで、図の元となる情報が増えて勘違いが少なくなるのかな、と思います。

しかし・・そんなに熱心に会議に参加した後は、ひどく疲れてグッタリです(笑)。


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