妻の分離不安その原因と対処方法 (2)

多くの男性が、分離不安の妻の相手をし続け、最終的には疲れ果てるだけに終わっています。分離不安の女性は、夫を頼りにしていますが（イライラしたり、当たり散らしたりしていたとしても、分離不安の女性は、夫なしでは生きられないのであり、頼りにしていることに違いはありません...）、ほかに頼れるものを見つけたり、興味のあるものがほかに見つかったり、子供が大きくなったりすると、プイッと夫からそっぽを向いてしまいます。 ...

妻と常に一緒にいなければならない負担や苦痛から解放されると同時に、その代わり身の早さに、「今までは何だったんだ？」と冷めてしまう夫も多いのです。

そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか。

分離不安は、不安がらないようにと、一緒にいてあげればあげるほど、ひとりになる機会がなくなり、ますます分離不安になっていく、という難しい問題です。また、本人が自分の分離不安を自覚し、変わろうとしなければ、解決できない問題でもあります。

一緒にいる時間を少しだけ減らす、ということはしてみていいことです。そのときには、妻を家に置いて夫が出かけるより、妻にひとりで出かけてもらった方がうまくいくかもしれません。家にひとりでいるよりも、外に出た方が気がまぎれる可能性が高いからです。

「僕が夕飯作るから、〇〇買ってきてくれる？」といった言い方をするとうまくいくかもしれません。別々に行動していても夫とつながってる・・という感覚になれるからです。

また、夫のハンカチなど、身につけているものを持っていくと安心できる、と言う人もいます。「お守りだよ。いってらっしゃい」と、何か渡してみる、ということもしてみていいことです。

いい夫ほど、分離不安の妻をなんとか救いたいと懸命になります。しかし、自分を犠牲にし過ぎないということを、ぜひ心がけてください。頑張り過ぎて、疲れ果ててしまったり、愛が冷めてしまったのでは、元も子もありません。これから先、夫婦仲良くいるために、それが何より大切なことです。

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妻の分離不安 その原因と対処方法 (2)

妻の分離不安その原因と対処方法 (2)