「使えないやつだ」が口癖の毒親。そんな父親に育てられた娘の末路

「使えないやつだ」が口癖の毒親。そんな父親に育てられた娘の末路

父の口癖は「アイツは使えない奴だ」でした。 ...

父は、家で仕事の話ばかりする人でした。食事が終わると、何十分でもしゃべり続けます。同僚のこと。上司のこと。部下のこと。取引先の人のこと。しかも父の話は「自分がいかに仕事のできる人間なのか」をアピールすることばかりでした。

だから父の話には、「使えないんだよ、アイツは」というセリフが毎日のように出てきます。

父が私に「使えないな、お前は」と言ったことはありません。しかし、毎日のように父の話を耳にしているうちに、私は「お父さんから、使えないヤツだとは思われたくない」と思うようになりました。父の言うことを聞けなかったり、テストの点が悪かったりすると、「使えないな、アイツは」と父に思われるのではないかと怖くなりました。

だから私は、父の言うことにいつも耳を傾けていました。どんな子供でいれば父から高評価を得られるのかをいつも考え、その基準に沿って行動していました。都合のいいことは父にアピールし、悪いことは隠します。私は、平気で嘘をつき、人の目を気にしてばかり気にしている、裏表のある子供でした。

今思えば、私の育った環境は、「家庭」ではなく「会社組織」のようだったなと思います。組織の評価基準によって行動することが求められ、審判するのは上司である父。そして私は部下。その証拠に私は、父から評価が得られなければ、かわいがってもらう資格はないとずっと思っていました。私たち親子関係は「言うとおりに行動しますので、私を養ってください」という契約関係のようだったと思います。

毒親』という言葉を知って、これが普通ではないことに初めて気づきました。子供の頃から私はずっと疑問に思っていました。「勉強のできない人や仕事のできない人は、家でも肩身の狭い思いをしているに違いない。辛くないのだろうか」と。外でどんなに辛いことがあっても、勉強ができるとかできないとか、仕事ができるとかできないとか、そういうこととは関係なく、素の自分が無条件に愛され、受け入れられる場所、それが「家庭」。私にはそれが無かったのだなとつくづく思います。

父は、今ではテレビに向かって「使えないヤツらだ」と言っています。母も昔と変わらずそれに同調しています。そして、子供時代のように言うことを聞かなくなった私にいつもイライラしています。私の両親が、ありのままを愛することの素晴らしさに気づくことはないままだろうなと思います。 [...]


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