子供に依存する父親の特徴 (2)

娘に依存する父親。娘の性格

そのような父親に育てられた人は、「人から愛されている」「人から大事にされている」という感覚を正常に身に付けられません。自分を束縛し続けるような人と、付き合いたがる傾向があります。そのくらいでないと、自分が愛されているのか心配になってしまうのです。

娘に依存する父親。娘の特徴

結婚相手など、異性に対してもそれを求めがちです。束縛されていること＝愛情、と誤解して育ってきているため、異性と適切な距離感で関係を築くことができにくく、結婚生活に苦労する人も少なくありません。

娘に依存する父親。子供の末路

この手の毒父が本性を現すのは、子供の自立時、自立後です。子供に依存している父親は、子供が自立しようものなら全力で阻止しようとし、暴力や脅迫も辞しません。子供が結婚したりすれば、娘の配偶者をライバル視したり、排除したりしようとします。このような父親を持った子供の苦労は、縁を切らない限り生涯続きます。 ...

子供に依存する父親への対処法

これ以上、もう父親とは付き合えない、と思ったら、逃げてください。中途半端なことはせず、連絡を断つ、縁を切ることを視野に入れてください。

アルコール依存症の人が、アルコールからなかなか離れられないのと同じで、子供に依存している親も、子供にしつこくつきまとい、子供が離れようとすると、暴言を吐いたり、暴力をふるったり、物品で子供を釣ろうとしたり、子供から同情を引こうとするなど、ありとあらゆる手段を講じて、それを阻止しようとしがちです。徹底的に避ける、そして逃げ切る、というのが賢い方法です。

共依存の原因にも

そんな父親を助けたい、と思う気持ちは、尊いものですが、それは子供がすることではない、ということをどうぞ忘れないでください。子供に依存している親に育てられた人は、かなりの確率で共依存になります。自分に依存してくる親を助けているうちに、誰かから頼られていないと不安（共依存）になってしまうのです。

子供に依存する父親から解放される方法

「子供なしでは生きていけない」と子供に依存している親にとって、子供が離れていくことは最もつらいことでしょう。それでも、子供であるあなたが、罪悪感を感じたりしないでください。子供は親のものではありません。それは親自身や、夫婦間で乗り越えるもの。「子供が自立してさびしい」という問題は、子供を巻き込んで解決しようとすべき問題ではありません。

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