恩着せがましい毒親 (2)

罪悪感を感じる子供

「自分は、親に苦労させているんだ」と罪悪感を感じたり、親に気を遣って自由に生きることができなかったりします。最も問題なのは、「親に感謝しなくちゃいけないはずなのに・・」と恩着せがましく感じている自分の感じ方が間違っているような気がしてしまうことです。自分の感じ方に自信が持てない、自分を大切にできない、というのは、毒親育ちの人に多く見られる傾向です。 ...

「子育てにお金がかかる」と言う親

経済の悪化とともに「こんなに苦労して育てたのに」「子育てにお金がかかる。大変」といったことを言う親が増え、このような生き辛さを抱える人が増えています。しかし、裕福な家庭に育つ子供にも、決して無縁の問題ではありません。

子供にお金をかけたがる親

裕福な家庭の親は、子供にお金をかけたがります。「よその家庭よりも、子供にお金をかけている」ということが、親の誇りになっていたり、「自分はいい親だ」と勘違いし、むしろ子供を愛情不足にしていることが少なくありません。

プライドの高い親。子供に感謝を強要する親

そのような親は、「こんなにお金をかけてやってるんだ」という意識が強いため、おのずと子供に感謝や親孝行を強要するなど、恩を着せたがるようになります。

子供に恩を着せる親は「毒親」です

「育ててくれてありがとう」と感じる気持ちが、子供の自然な気持ちなら、それは否定されるべきものではありません。しかし、そう思わないからといって、その人が間違っているということはありません。

親に「育ててくれてありがとう」と思う人は、自分が親になったときにも、子供にそう感じることを期待するところがあります。そう思わない人は、子供にもそれを期待しない分だけ、「毒親」になりにくいのも事実です。

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