自分がいたら迷惑?「自分が邪魔な存在に感じられる」の原因と治し方

自分がいたら迷惑?「自分が邪魔な存在に感じられる」の原因と治し方

「自分が迷惑な存在に感じられる」。「自分が邪魔な存在に感じられる」。毒親育ちの人の中には、そう感じられてならない人がいます。どんな人が、そう感じるのでしょうか。その原因は? 心理は? どうしたらそれを治すことができるのでしょうか。 ...

自分が迷惑な存在に感じられる。自分が邪魔な存在に感じられる。こんなに辛い心持ちはありません。

何をしていても、自分が間違っているような気がしたり、自分などいない方がいいのではないかと思えてならない。世の中に、いない方がいい人などいるはずないのに、そう思えてしまうのはなぜでしょうか。

誰しも好きで「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」と感じたりしません。できることなら、そう感じたくないものです。そうです。そう感じる人は、そう思わざるをような経験をしてきたり、現在している人。そう感じざるを得ない辛い状況に居る人、本人にその自覚はなくても、まず間違いなく「いい環境」に生きることができていない人です。

もしその人の側に、優しい人や、あなたのことをもっと理解しようとしてくれる人がいたなら、「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」とは思わないはずです。逆に、今、そう感じていない人も、その人と同じ境遇になれば、そう思うようになるはずです。

ちょっとだけでもラクになってください。「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」という生きづらさは、「誰かのせいだ」と言い切ってもいいくらいの問題です。自分を変えようとしなくても、周囲の環境が変われば、消えてなくなる問題です。これ以上、何も頑張らなくていいのです。

人は、どういうときに「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」と感じるのでしょうか。

また、どうしたらそこから回復できるのでしょうか。

友達からいじめられていたり、無視されたり。そんな人は、「自分なんかいない方がいいんじゃないか」と感じるようになります。

しかし、いじめを受けている人・受けた人の中にも、「自分なんかいない方がいいんじゃないか」と感じる人と、感じない人がいます。そこには、どんな違いがあるのでしょうか。

友達からいじめられたり無視されたりすることは、辛いことでしょう。自分なんかいなくてもいい、いるだけ周囲に迷惑だ、と知らず知らず思わされてしまいます。しかしそんなときでも、家庭に居場所のある人は、強いのです。それがあったからといって、学校でいじめられている辛い気持ちが帳消しになることはないでしょう。しかし、親やきょうだいなどの家族にとって、自分が大切な存在・かけがえのない存在なのだと感じられることは、その人の心の支えになります。

逆に、もっとも救われないのは、「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」と、親から思わされているケースです。どんな親が、子供にそう思わせてしまうのでしょうか。

親の中には、「子育って大変よね」・・とばかり言っている親がいます。子供には、「自分(子供)のせいで、お母さん(お父さん)は大変なんだな」「自分は親に迷惑をかけているんだな」と感じられます。どんな子供も、親に認められたい、親から愛されたいと思っているものですが、そのような親の元に育つ人は、「親に迷惑かけないようにしなくちゃ。そうでないと嫌われちゃう」と思いながら育ちます。ちょっとでもしくじったら、「迷惑かけてる・・」と感じてしまいます。親に遠慮があり、困ったことがあっても、親に言えなかったりします。

また最近では、生活の中心が子供ではなく、「親」になっていまっている家庭が多くあります。子供がいるとできないことや行けない場所があるとき、自分優先の親は、子供が邪魔に感じます。そのような家庭の雰囲気を、子供は敏感に察知します。子供は、自分が邪魔な存在に感じられます。

そのような生きづらさからは、どうしたら回復できるのでしょうか。

「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」・・そう感じられているときには、どんなに人から「そんなことない」と言われても、心が晴れないものです。自分に自分にそう言い聞かせてもうまくいかず、「なぜ自分は、そうとしか思えないんだ」とさらに落ち込んだり、自信を失ってしまったりしがちです。

そんなときには逆に、「自分が迷惑な存在に思えるのはなぜかな」「自分は邪魔に思えるのはなぜかな」と考えてみましょう。そして、人から、あるいは親から言われて嫌だったことや、辛かったことを思いつくままにノートなどに書き出し、アウトプットしましょう。少しずつ「そんなこと言われたり、されたりしてきたなら、そう思うようになって当然だよね」と思えるようになるかもしれません。それがとてもとても大切です。

「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」と思えてならないときには、そう感じている自分を肯定してしまった方が早くラクになれます。「そう思ってしまうようなことが、たくさんあったんだ。あったに違いない! 自分がそう感じているということが、その証拠だ! 自分がかわいそうだ・・」と思っていいのです。「自分がかわいそう」だなんて、大人になればなるほど、口にはできなくなるけれど、心の中では何を思ってもいいのです。うんとうんと自分に優しくしてあげましょう。自分を甘やかし、慰めてあげましょう。

また、最終的にそのような生きづらさから解放された人は、小さなことがきっかけになっています。花を育てて水をやったという人がいます。自分が水をやらなければ枯れてしまう花。自分は邪魔な存在じゃないんじゃないかな、と思ったそうです。猫と暮らすようになって、癒されたという人もいます。ゴミ拾いをしたり、ボランティアに参加したことがきっかけになった、と言う人もいます。

「自分は迷惑な存在なんじゃないか」「自分は邪魔な存在なのではないか」と思えてならない時というのは、周囲の人が、自信満々に見えて仕方ないでしょう。しかし、そう見えている人も、たったひとりの人や、たったひとつのことを心の支えに生きていたりするものです。「小さなことに喜べる人の方が、幸せになれると知った」という毒親育ちの人もいます。

最後まで読んでくれてありがとう。私は毒親育ちで、自分は親に迷惑かけてばかりだ、自分なんかいない方がいい、と思っていたけれど、そんな私の体験が、誰かの役に立っていると思ったら、自分のそんな生い立ちにも意味があったんだなと思えてきます。あなたがいてくれてよかった! 月並みだけど、居て迷惑な人や邪魔な人など、ひとりもいないのだと思います。現に私が今、「あなたがいてくれてよかった」と思っているのだから。 [...]


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