不仲の原因！きょうだいを差別する毒親 (2)

きょうだい差別を受けた子供の性格

このような親に育てられた子供は悲惨です。親の寵愛を受けている子供は、常に優秀・いい子でいなければならないという生き辛さを、虐げられている子供は、自分の存在価値がわからない、といった生き辛さを抱えながら生涯を送ることになります。 ...

アダルトチルドレンでは、持ち上げられる子供を『ヒーロー（英雄）』、おとしめられる子供のことを『ロストワン（いない子）』と呼ばれたりもします。

このような親の態度は、きょうだい不仲の原因でもあります。このようなきょうだいは常に、ライバル関係にあります。ロストワンは、ヒーローをねたましく思い、ヒーローは「ああはなりたくない」という目でロストワンを見ています。きょうだい仲がよくなるはずもない家庭環境です。

このようなきょうだい関係は、親の態度が作っているもの。ヒーローの子供にも、ロストワンの子供にも罪はありません。