父親のモラハラで男性恐怖症になった..簡単克服法！ (2)

男性恐怖症の克服法

気持ちに余裕ができてきたら、こんなこともしてみてください。恐怖反応が現れたら、「私、こういうタイプの人苦手なんだな」と考えましょう。この人と親しくできるようにならなくちゃいけない、とか、この人と普通にしゃべれるようにならなくちゃいけない、と少しでも思っているところがあるのなら、「それをする必要はないかもな。避けよう」と思ってみてください。 ...

人にはみな、多かれ少なかれ、「苦手なタイプの人」というものがあります。世の中の人みんなと仲良くできる必要はないのです。男性恐怖症の人に必要なのは、自分にはかなり苦手なタイプの男性がいる、と自分でわかっていること！（多くの場合、父親の似たタイプです。）苦手な人がいるならいるでいいのです。そして、それとは違うタイプの人と、仲良くなってみよう、と考えられるようになることです。

特に、親が原因で男性恐怖症になった人は、「父親が怖い。でも嫌いにもなりきれない」という複雑な心境の中で生きてきています。どんなに父親に酷いことをされても、どこかにいいところや好きになれそうなところがあるんじゃないか、と無理に好きになろうとしたり、好かれようとしたり、なんとかうまくやろうと頑張ってきた過去があります。そのマインドコントロールから抜け切れず、嫌いな人や、合わない人、苦手な人と、うまくやらなくちゃダメだ、克服しなくちゃダメだ、と思い詰めていることが多いのです。

男性恐怖症の対処法

男性恐怖症の人にとっては、不特定多数の人を相手にするような仕事はハードルが高いかもしれません。それならその仕事を避け、違うタイプの仕事を選べばいいだけのことです。それでＯＫなのです。

先生や上司とうまくしゃべれないときには、「男の人とうまくしゃべれないところがあって・・でも、少しずつよくしていこうと思ってます。よろしくお願いします！」と思い切って言ってしまいましょう。腹を割って自分に正直に話しをしてくれた人のことを、無下にする人はまずいません。（あなたの親は、そういう人だったかもしれませんが、毒親は異常なのですから！）

たったひとりでも、恐怖心を抱かずに話せる男性（友達でも、恋人でも！）に出会えれば、それで人生大成功！　気持ちを大きく持っていきましょう。その苦しみから解放される日は、遠からずやってきます。

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