親のせいでうつ病になったときの治し方 (2)

うつ病になる人の共通点

親が原因のうつ病は、同居しているか否かに関係なく起こります。同居していなくても、盆正月に親と会わなければならないだけで憂鬱になる人もいます。縁を切っていたとしても、親から言われたひどい言葉が思い出され、思ったとおりに生きられない、という人もいます。そのような状態は、「親の洗脳」とも呼ばれます。 ...

うつ病の原因

親が原因のうつ病は、親が死ぬのを待っていてもなかなか治りません。親が死んでも、親に言われこと、されたことに精神的に縛られていれば、気分は決して晴れないからです。しかし逆に、「親の洗脳」を解き、うつ病をよくすることは、いつでもできることなのです。

うつ病の治し方

親が原因のうつ病になっている人が、一番にするといいこと。それは、自分のうつの原因が「親」だということを受け止める、ということです。食べ過ぎてお腹を壊したのなら「食べ過ぎたな」とすんなり認めることができても、自分のうつが「親のせい」だとは、認められない人も少なくありません。しかし、原因不明の病に侵されているときほど不安なことはありません。それではよくなるものも、よくならないのです。

親が原因のうつ病。その対処法

親のせいにすることが、親に悪いような気がしたり、「親のせいにするなんて、自分はダメな人間だ」と思えるかもしれません。そんなときには、うつ病が治るまでの間だけでいいから、そう思ってみよう、と考えてみてください。親のせいにして子供のうつ病が治るなら、普通の親なら喜んで「自分のせいにして、病気を治しなさい！」と言ってくれるはずです。

親が原因のうつ病。その克服

今、もっとも苦しんでいるのは、うつ病になっているあなたです。「今は親より、自分を大切にするときだ」と自分に言い聞かせ、これまでにないくらい、休息を取り、嫌なことは考えず、親のことからしばし解放されましょう。

早くよくなりますように。

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