「うつ」は虐待のせいだった! (2)

「うつ」は虐待のせいだった! (2)

そのような親を持つ子供は、始終、親の気分に振り回されます。同じことをしても、親の機嫌によって、怒られたり怒られなかったりするため、自然と親の顔色を窺ってばかりいるようになります。「見放され不安」を訴える人もいます。 ...

この問題が深刻なのは、子供は、そんな親のことでさえ悪く思いたがらない、ということです。虐待されている子供が、「自分が悪い子だからだ」と、親をかばうようなことを言うのはよく知られていますが、このタイプの親の元に育つ子供も、「親が機嫌が悪いのは、自分が悪い子だからだ」と考えます。

見放され不安、人間不信、孤独・・。子供の頃に感じたそのような感覚は、その人の一部として大人になった後も残りつづます。親の元を離れた後でさえ、何か問題が起こるたびに、まるで条件反射のように子供の頃味わったその感覚がよみがえり、「自分のせいだ」と責任を感じたりします。人が少しでも黙り込んでいたりすると、不安で仕方なくなってしまうため、人付き合いにひどく疲れ、うつを発症してしまう人が少なくないのです。


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