「見捨てられ不安」は虐待のせいだった! (2)
子供を虐待する親は、親である前に、ひとりの人間として、問題があることが大半です。支配的な人は、支配的な人は、周りの人が自分の思い通りに動かないと気が済まないようなところがあるのです。自分の思い通りにならないと、キレて怒り、相手を怖がらせて従わせたり、「言うことを聞かないと困ったことになるぞ。知らないぞ」と、脅迫したり、いじめたりすることも常套手段です。 ...
こんな人、他人でも関わりたくないのに、「親」だったら? 子供が受けるダメージが容易に想像できるはずです。しかも子供には逃げ場がありません。いつ親がキレて怒り出すか、不安と恐怖の連続です。小さな子供からしたらそれは、「お父さん(お母さん)から捨てられるかもしれない」という恐怖でもあるのです。
そのような不安は『見捨てられ不安』と呼ばれます。見捨てられ不安のある人は、誰かと親しくなっても、相手のご機嫌を取ってしまったり、無理して相手に合わせてしまったりするため、本当の意味で「仲良くなる」ということができません。どんなに仲良くしていても、相手が突然怒り出すような気がして怖い、といった症状を訴える人もいます。
このような虐待ダメージは、生涯続くことが少なくありません。親である前に、ひとりの人間として問題のある人、そんな人を親に持ってしまった人の苦労は計り知れません。
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