子供の面倒を見ない母親が原因のうつ (2)

そのような経験がなく大人になった人は、人とつながったり、信頼したり、といった感覚が希薄で、いつ、誰といても、孤独感や不安感がぬぐません。愛着や心のよりどころ、といった感覚が持てないため、辛いことがあったときにも安心して休める「家」や「居場所」がなく、自暴自棄になってしまうなど、生きづらさを生涯に渡って感じがちです。 ...
残念ながら、愛着障害を大人になってから治すことはできません。しかし、その症状を緩和することはできます。
自分の好きなものをいつも持ち歩いたり、身に着けたりしてみてください。好きなキャラクターのマスコットでも。アクセサリーでもいいです。不安や孤独を感じたら、それをギュッと握ってみましょう。「自分はひとりじゃない」とつぶやくのも◎です。
ぬいぐるみと一緒に寝、ご飯を食べ、話しかけたり、抱っこしたり・・家族のようにしている、という人もいます。愛着障害の人は、フワフワした感触の物を好むことが多いようです。親に甘えることができなかった人にとって、その感触は、心の隙間を埋めてくれるものとなります。
ある人は言いました。「ぬいぐるみをギュッとすると心が落ち着きます。ぬいぐるみを抱っこしてあげているようで、たぶん私がぬいぐるみに抱かれているんだと思います」。
子供の頃、親からしてもらうべきだったことは、自分から自分へしてあげることによって補い、生きづらさを緩和していくことは、可能なことです。
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