親が原因の「自分を卑下する」の治し方

親が原因の「自分を卑下する」の治し方

親が子供の性格を捻じ曲げてしまうことは、決して珍しいことではありません。「自分を卑下する」という性格もそのひとつです。どんな親が子供を「自分を卑下する」性格にしてしまうのでしょうか。そこには、どんな問題があるのでしょうか。それを治すことはできるのでしょうか。 ...

自分を卑下している人は、自分に自信がありません。うまくできていることも、できていないような気がしたり、ちょっとした失敗や批判に、全人格を否定されたかのようにひどく落ち込んでしまったりします。また、自分を人と比べ、人より劣っている部分があると、自分がダメな人間であるかのように感じられたリします。

自分を卑下している人の中には、「自分は謙虚な性格だ」「謙虚なことは、悪いことではないはずだ」と、生きづらさを感じつつもそこから抜け出せないでいる人がいます。自分を卑下する心持ちと「謙虚さ」は、似ているようでいて全く違います。自分を卑下する人は、自己肯定感が低く、ありのままの自分を好きになることができません。「自分にはダメなところがある、だから、自信など持てない」「自信を持つ資格が自分にはない」と感じられています。

一方の謙虚な人は、自分のいいところだけでなく、欠点や悪いところがわかった上で、自分で好きになれる「自己肯定感の高い人」です。欠点があったり、人から批判されるような間違えを犯したとしても、「だからといって、自分がダメな人間だというわけじゃない」と思えるので、「次から気を付けよう」と前向きになれるのです。

しかし、今、自分を卑下しがちな人が、もともとそういう性格の人なのかと言えば、決してそんなことはありません。自己肯定感は、親の育て方など生育環境と密接な関係があります。たとえば子供の頃、親から、ダメなところばかりを指摘されて育ってきた人や、きょうだい差別を受けてきた人は、自己肯定感が低くなります。

父親のせいで、自分を卑下する性格になってしまった人がいます。

この人の父親は、何かにつけ、きょうだいを比較しました。「父は、兄がお気に入りでした。兄と私を比べ、兄より劣っている点があると、そこをすかさず指摘してきます。私は、人より劣った人間なのだとずっと思っていました」。どうせ私なんか・・と自分を卑下するようになっていったと言います。

この人は、30歳を間近に控えた頃、うつを発症しました。「ある日突然、私は立ち上がる気力さえなくなってしまいました。何のために生きているのか、わからなくなってしまいました」。

この人は今、親とは離れて暮らしています。見違えるほど明るくなり、自分を卑下することはなくなったと言います。「私は親から、自分を卑下する暗い性格にさせられてしまったと思います。父にとって私は、単なる兄の引き立て役でした。そんな役回りを押し付けられたら、誰でも自分を卑下するようになると気づいたんです」。

この人は言います。「ダメな人間は、私じゃない。父でした。父は、親としてという以前に、人として最低です」。親が原因であることを明確にすることで、本来の性格や生きる自信を取り戻し、生きづらさから解放されたという人は多くいます。 [...]


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