「友達から嫌われる」は毒親のせいだった！ (2)

友達をライバル視。悪口を言う子供

小学校高学年のときには、「いい子だ」と評判だったクラスの女の子の些細なことを先生にチクッて、その子を窮地に陥れました。「これで私がクラスで一番のいい子になったわ」と影でほくそ笑んでいるような、私はそんな最低な子供でした。 ...

友達を敵視する子供の心理

私は、どんなに汚い手を使っても１番になるとほっとしました。１番であれば、お母さんは私のことを嫌いにならない、と思っていたから。しかしその反面私はいつも怖った。１番でなくなってしまったら、お母さんから嫌われる・・。私にとって周りの友達はみなライバル、もしくは敵でしかありませんでした。私は嫌われ者でした。友達はみな私から去っていきました。

大人になっても続く生きづらさ

大人になり実家を離れた後も「１番でなければならない」というプレッシャーは、私の中にずっと存在していました。いつでも何かに追い立てられ、どこまでいっても自分に満足できない、そんな生き辛さを感じ続けていました。

『毒親』という言葉を知って、それは親の洗脳なのだと気づきました。１番だとか、２番だとか、そんなこととは関係なく愛情を注ぐのが親の愛なのだと初めて知りました。

悪夢からの解放

不思議なことに、それに気づいたら、見る夢が変わりました。それまでは、何かを追いかけて追いかけて・・どんなに走っても追いつけず失望している悪夢ばかり。きっと「まだまだ足りない。もっとがんばらないと１番になれない・・」と無意識に頑張り続けていたのだと思います。最近は悪夢を見ずに目覚めることが多くなり、毒親の洗脳が解けたのかなと実感できるようになりました。

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