ACの心理！「心配されたくない」の原因 (2)

ひねくれてる、素直じゃない、と親からよく怒られたと言います。そしてそんな自分が好きになれなかった、とも。しかし、自分がアダルトチルドレンだと気づいたことをきっかけに、その理由がわかったと言います。 ...

「ウチの親は、私のことを心配しているような顔をして、実は自分のことを心配してたんです」。学校で友達とけんかして帰ってきても、心配するのは「ウチの子嫌われてないかしら」。子供が心配されてうれしいと感じるはずがありません。

この人は今、ＡＣから回復しつつあります。「私は、人を心配することも嫌いでした。人のことを心配するって、なんだか相手に失礼なことしているような気がして仕方なかったんです。それは、親から失礼な心配のされ方をしてきた証拠だと思います」。

この人の親は、今でも会えば余計な心配ばかりするそうです。「母には、年より老けてるとかなんとか、容姿の心配をされました。父は、私の出世と年収の心配をされました。そんな心配の仕方おかしい、と気づいたら、頭がスッキリしました」。

この人は今、ＡＣから回復しつつあります。「心配するって、誰かのことを思う純粋な気持ち１００％のものなんだな、と初めて知りました。心配されるのはまだ慣れないです。居心地悪くなっちゃって。でもそれも少しずつ変わっていければいいかな、と思っています」。