「子供とそりが合わない」の対処法 (2)

「子供とそりが合わない」の対処法 (2)

「昔は、うまくいってたのに・・」と思うと、親は「今の子供」を否定しがちになります。しかしそれは、子供に「私とそりを合わせなさい」と強制しているも同然です。それでは完全に『毒親』です。 ...

そして、誰とならそりが合ってるのか子供をよく見てみましょう。自分とはうまくいってなくても、妻or夫とはうまくいっている、それならそれでいいのです。先生や友達、おじいちゃんおばあちゃん・・誰かいるならそれでいいのです。子供がそりが合わなくなってしまった状況を嘆き、何とかしたいと躍起になるより、そういう人が子供の近くにいてくれてることを喜びましょう。

そしてそんなときのために、幼い頃から、いろいろな人にかわいがってもらうチャンスを努めて作ることが、とても大切なのです。最近は、不審者かもしれないからという理由で、自分の子供を近所の人と挨拶させない親もいます。また、「夫の実家に行くのが嫌」という理由で、子供を祖父母に会わせない親が増えています。これらは、子供の人間関係を、親の都合で狭めている代表例です。

そのような環境で育った子供は、親とそりが合わなくなったとき、親に縛られがんじがらめになります。

親とそりが合わず、この広い世界でひとりぼっちのような気がしていた人がいます。その人は後に言いました。「死にたいな、と思ってたとき、隣の家のおばさんに朝、おはようって言われたんです。ニッコリ笑ってくれました。元気が出ました」。子供は決して、親だけの力で育っていくものではありません。


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