ひきこもりは毒親のせいだった！

毒親が原因でひきこもりになった人がいます。どのような親が、子供をひきこもりにしてしまうのでしょうか。その原因は？　心理は？　解説します。 ...

ひきこもりの原因は、親だけではありません。いじめや不登校がきっかけになることもあります。いったんは就職したものの馴染めず、ひきこもりになる人もいます。ひきこもりになる人の何割かには、何らかの発達障害がある、というデータもあります。

しかし、親が原因のひきこもりも少なからず存在します。いじめにあったり、職場に適応できなかったときにも、しっかりした家庭がある人は、安心できる場所で自分を取り戻し、再び学校や社会に出て行けるようになるかもしれません。しかし、挫折を経験したとき、それを支えてくれたり、味方になってくれる家族の存在のない人はもろいのです。

その最たる例が「毒親の家庭」です。親は存在していても、困ったことがあった時、助けてくれたり、味方になってくれる人ではない。それどころか、子供が自信を無くすようなことばかり言う。干渉しまくり、自立しようとしている子供の足をひっぱる・・。

また毒親家庭に育つ人は、人間関係のストレスに弱い傾向も顕著です。親との関係を通じ、対人関係のスキルを身につけられていないため、人付き合いがストレス、人と関わりたくない -> ひきこもる、というルートをたどることも少なくありません。

もっと直接的な親の悪影響により、ひきこもりになる人もいます。

「弟は、母と姉のせいで、ひきこもりになったと思います」。そう語る人がいます。 [...]