[変人]を治す方法 (2)
決して不可能なことではありません。それは、「変人を治そうとしない」ことです! ...
「そうだ自分は変人だ! だからどうした?」と、鏡に向かった大きな声で言い、胸を張ってみてください。変人であることを治そうとしていたあなたと、自分が変人であることを認めてしまったあなた。何も変わりません。あなたはあなたであることに変わりないのです。それならば、「変人だけど?それが何か?」と自分を肯定し、そんな自分を好きになってしまいましょう。
変人であるということは、人とは違ったところがあるということです。あなたのことを「変人だ」と揶揄する『似たり寄ったりの人々』は、群れていれば安全・安心なので、生きづらさを感じることもないでしょう。しかし、そこに待ってるのは、平々凡々の人生、ただそれだけです。「変人」かもしれないあなたは、それよりも面白い人生が送れる可能性大です。どうぞその可能性や、あなたの個性を大切にしてください。
子供の頃から「変人」と言われ続けたものの、今、幸せに暮らしている人がいます。
この人は東海地方の出身。「僕はおやじから、変人と言われ続けました」。こう語るこの人は、自分は変人だと思っていた、と言います。
「田舎は大変です。集会とか、会合とか、とにかくみんなで何かしたがる。集まりたがる。子供の頃から僕はそれが苦手でした」。田舎の付き合いに積極的ではない息子に、父親は冷たかったと言います。「変人!・・みんなお前とは付き合いにくいと思ってる、とも言われました」。
この人には、中学、高校の記憶がないと言います。「お父さんにひどいことばかり言われてたから、辛かったんだよ、と妻は言います。そうなのかな。当時の僕は、自分をユニーク(唯一無二)な存在だととらえていました。自分を変人だと思うのは、おやじが平凡だからだと(笑)。それは自分の反抗心だったのかもしれません」。
大学進学を機に東京へ出てきたこの人は、そこで価値観が一変したと言います。「都会には、いろいろな人がいます。田舎で浮いていた自分も、東京ではそんなことない。僕みたいな人は、多数派ではないにしろ結構います」。ある場所で「変人」だった人が、ほかの人間関係に入れば変人ではなくなるなんてことは、よくあることなのです。
この人は今、夫婦ふたり暮らし。「妻も、人と群れるタイプじゃない。女同志の付き合いなんて、めんどくさいしアホらしい、とか言ってます。変人なんでしょうね。見る人が見れば。でも僕は彼女のことを変人だとは思わない」。
この人は、自信に満ちた表情でこう語ってくれました。「向こうから見たら、こっちが変人だし、こっちから見たら向こうが変人かもしれない、そのくらいの問題なんだなと思います。僕は人のこと、少しくらい変わったところがあるからって変人だとは思いたくない。だから、自分のことを変人だと思うのもやめにしたんです」。
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