うつ病になりやすい人の心理!「挫折に弱い」の対処方法
挫折に弱いことに、悩んでいる人がいます。挫折感は、それに強くなろうと思っても、そう簡単に強くなれるものではありません。どうしたら、挫折に強くなれるのでしょうか。その原因は? 心理は? 挫折に弱いと強い人は、どこが違うのでしょうか。 ...
挫折に弱い人がいます。そのような人は、ちょっとした失敗でもひどく落ち込み、なかなか立ち直れません。挫折に強ければ、失敗をバネにして前に進めるのに、それができません。挫折したときの気分が辛すぎるために、「挫折したくない」という気持ちが強くなり、新しいことにもチャレンジできなかったり、「挫折するかもしれない」という不安に常に支配され、鬱になってしまう人もいます。
挫折に弱い人に、「強くなれ」とか、「いつまで落ち込んでいるんだ」とか言う人がいますが、それは逆効果です。挫折に弱いという問題は、強くなろうと思って克服できる問題ではありません。そう簡単にはいかないから、本人は苦しんでいるのです。
挫折に弱い人の最大の問題は、小さな挫折も、大きな挫折のように感じがちだということです。誰にでも、挫折することはあります。挫折すれば、どんな人でも落ち込んだりやる気を失います。しかし、挫折に弱い人は、小さな失敗も、取り返しのつかないことをしてしまったかのように感じがちです。また、「これができない自分はダメな人間だ」というように、自分自身を全否定したくなるような強い自信喪失感や、恥ずかしさ、人から笑われるんじゃないか、バカにされるんじゃないか、といった不安も強く感じていたりします。
このような感覚は、「もう1度やってみよう!」という前向きな気持ちを奪います。「どうせやってもまたダメだ」と思えてならなくなったり、恥をかいたり、バカにされるくらいなら最初からやりたくない、と思ってしまいます。挫折に弱い人は、自己肯定感が低かったり、消極的な傾向も顕著です。
実は、挫折に弱い人は、諦めることもうまくありません。挫折してときには、別のことをやってみる、それにはもう固執しない、ということも大切なのです。しかし、挫折に弱い人は、うまくいかなかった事実や、挫折感に支配され続け、逆にそれを諦められなくなってしまいます。
自分に自信がある人は、何かうまくいかなかいことがあっても、自分のすべてがダメだとは感じずにすみます。挫折した直後にはそう感じられていても、もっと向いていることがあるかもしれない、とか、別のやり方にしよう、とか、前向きに気持ちを切り替えて、立ち直ることができます。しかし挫折に弱い人は、それがうまくいきません。
そしてそこに、挫折に強くなるコツが隠されています。
挫折の弱さを克服した人がいます。 [...]
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