毒親育ちの性格!「自尊心が低い」の回復法 (2)
ネガティブな親
子供の欠点や弱点を、なくそうとする親や、自分の子供をほかの子供と比べる親も、子供の自尊心を低くします。 ...
誰にでも欠点や残念なところがあります。残念なところを改善していくことは、大切なことです。しかし、その人に残念なところがあるからといって、それが改善できるまでは、自分のことを好きになっちゃいけない、ということでは当然のことながらありません。
しかし親から、完璧を求められたり、人と比べられてきた人は違います。今のままの自分では不十分な気がしてしまいます。「今の自分は嫌いだ。残念なところがいっぱいあるから」ということになってしまいます。
「自尊心の高い人」は、自分に残念なところがあっても、だからといって自分を嫌いになったりはしません。誰にでも「残念な部分」はあるのです! それも含めて「これが自分なんだ」と思える人が、本当の自尊心の高い人です。
自尊心の回復法
自尊心は、どうしたら高めることができるのでしょうか。
簡単な方法があります。自尊心を高めるときには、自分のいいところだけでなく、残念なところに目を向けましょう。たとえば「すぐ落ち込むなところ」。それも自分だ! それならそれでいいじゃん! と思ってみましょう。なかばやけっぱちでも、開き直りでも最初はかまいません。
あなたの知っている「すぐ落ち込む人」をイメージし、こう心の中で言ってみましょう。「困った人だなぁ・・でも、そんな人もいるよね。その人のこと、自分は嫌いじゃない。人はみな、完璧じゃないし。どーってことないよね!」。他人の「残念なところ」を許せるようになると、自分のことも許せるようになります。ありのままの自分を好きになる感覚がわかってきます。
自分が好きな人のことを、「自己愛の強い人」と言ったりしますが、自尊心と自己愛は、似て異なるものです。自己愛の強い人が、自分のいい面ばかりを意識して「自分大好き」になっているのと対照的に、自尊心の高い人は、自分の欠点や弱点も含めた「等身大の自分」を見ています。だから、自尊心の高い人は、失敗したり、誰かから悪く言われたりしても強くいられるのです。最初から自分は完璧だとは思っていない。そんな自分が好きだからです。
ある毒親育ちの人は言いました。「私の自尊心はボロボロでした。でも、大人になった後からでも回復できるんだと知りました。私は親から、欠点ばかりを指摘され続け、自分を好きになれなかったと思います。欠点の無い人なんていないし、欠点は欠点のまま、そのままにしておいていい。今のままで私は十分なんだ、とわかったら、目の前が明るくなりました」。
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