過干渉な親に育てられた子供の性格 (2)

過干渉な親に育てられた子供には、次のような性格が見られます。 ...

おとなしい

過干渉な親に育てられた子供は、自信がありません。消極的、引っ込み思案、無口な性格になりがちです。過干渉な親に育てられた子供は、自分の考えや感じ方、価値観にまで干渉され、あたかもそれが間違っているかのように親から矯正されたり、否定されたりしてきています。自分に自信が持てず、おとなしい性格になるのです。

批判に弱い

過干渉な親に育てられた人は、自己肯定感が低く、ちょっとした挫折や批判にひどく落ち込み、なかなか立ち直れない傾向があります。

自己肯定感とは、「ありのままの自分を好きでいる力」のこと。過干渉な親に育てられた人は、ウルサイほどに親からかまわれてきているのに、ありのまま自分を親に受入れてもらった経験がありません。「ありのままの自分」にはむしろ自信がないため、ちょっと批判されただけで、自分のすべてが間違っているかのように感じられるなど、ひどくヘコんでしまいます。

人に気遣う性格

人に気を遣ってばかりいるようになるのも、過干渉な親に育てられた人です。過干渉な親とうまくやるためには、子供は常に、親に合わせてないといけなくなります。親に合わせて生きてきているため、人に合わせることは得意でも、自己主張が苦手。人への気遣いを欠かさない人、という印象になります。

世話好き

過干渉な親に育てられた人は、世話好きな性格になることがあります。

過干渉な親に育てられた人は、親の干渉どおりに生きているため、自分のためではなく、親のために生きているような状態に、知らず知らず陥っています。それはまるで「親のために人生をささげているかのような毎日」。そのような生い立ちの人は、自分を犠牲にし、人のために尽くすことを厭いません。一見、困っている人を助けるのが好きな優しい人。しかしそこには、人のために何かするのは得意でも、自分のためにはできない、という問題をはらんでいます。

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