毒父の特徴!思いやりのない家庭 (2)
思いやりのない家庭に育ったに人は、人の優しさや思いやりを素直に受け取れなところがあります。思いやりのない家庭に育ち、孤独や寂しさを抱えていたり、思いやりにあふれた人間関係に憧れていたりするのに、いざ、思いやりの深い人の懐には飛び込めません。「思いやり」に慣れていないので、拒絶してしまうのです。 ...
また、親から思いやりのある態度を取ってもらったことのない人は、人に優しくなれません。人に優しくできたらいいのに、と思っているのに、それができない。人は、誰かから優しくされたり思いやりを示してもらい、「うれしい」と感じることで、それを人に対してもしてあげよう、と思えるようになります。しかし、思いやりのない家庭で育つ人は、その元なる「いい経験」がありません。
思いやりのない家庭で育つ多くの人が、「冷たい人だ」と誤解され辛い思いをしています。「自分は冷たい人間だ」と思い込んでいる人もいます。「結局自分も、父親と似たような人間なのか・・」と絶望的な気分になってしまったりもするでしょう。
そんな生きづらさから解放されるには、どうしたらいいのでしょうか。
今日からすぐできる簡単な方法があります。それは「自分に優しくすること」! 「自分はこんなに苦労してるんだ! そんな自分に思いやりをあげよう」と思って、うんとうんと自分を甘やかしてください! やりたくないことは「やらなくていいよ♪」と自分に言って、自分に優しくしてあげてください。「食べたいもの食べていいよ」と自分で自分に言って、好きなものでも食べましょう。
自分に優しくできるようになると、人にもできるようになります。優しさや思いやりでつながった人間関係が少しずつ生まれてきます。
自分の親にも、そんな風に接してみたいな、と思うときがやってくるかもしれません。でも毒父に対してそれをすることには、注意が必要です。毒父に思いやりのある態度を示すと、調子に乗られて、逆に弱みにつけこまれてしまったりします。
それがわかったのなら、「もう付き合わない」と決めるのもひとつです。付き合えば付き合うほど、気分が暗く、寂しくなってしまう相手・・。他人だったら、疎遠にするところでしょう。「親」だからといって、そんな人とうまくやろうとする必要はないのです。顔を合わせても知らん顔しておきましょう。あーだこーだウルサク言われてうんざりな気分になってきたら、「トイレに行きたい」と言って、その場を離れましょう。
それが「どうしようもない毒父」への正しい対処法です。
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