夫婦の会話がない家庭。子供への影響と対処法 (2)
夫婦間で会話のない人は、もともと口数が少ないため、子供との会話が少なくなります。また、夫婦間で会話の少ない人は、「人とのコミュニケーションを会話に頼らない人」でもあります。そのような人は、相手の行動や表情から、相手の気持ちや希望を汲むのがうまい。「察する」ことが上手な人だったりします。 ...
察しがいいことは悪いことではありません。しかし察しのいい人は、子育てにおいても、子供の様子や表情からその気持ちをくみ取ります。すると、子供に問いかけなくなったり、子供の話を聞かなくなります。
察していることであっても、子供にちゃんと聞くことが大切です。それをしないと、子供は、自分にあったことやその気持ち、自分が今、相手に何をして欲しいと思っているのかなど、人に伝えることを学ぶチャンスがなくなってしまいます。
また、それを言わなくても、自分のことをわかってくれて当然だと思ってしまうため、相手が察してくれないと、イライラしたりするようになります。
また、聞きもしないで、子供の表情から「学校で何かよくないことがあったに違いない」などと察してばかりいると、子供には「見透かされているようで気持ちが悪い」と感じられます。
自分の察していることが正しいと決めつけているかのような態度になり、子供に「思い込みが激しい」と不信感を抱かせることにもなります。
よくないことがあったんじゃないかな、と察していたとしても、「今日、学校どうだったの?」と、あえて言葉に出してそれを聞くことが大切です。「何かあったんでしょ?」などと言う必要はありません。子供に、それを言ってもらうことが大切なのです。
会話がなくても通じ合えている夫婦。それはそれで素敵だけれど、子供に対しては違います。子供は、親との会話を通じて、自分のことを誰かに伝える、自分の希望をちゃんと言う・・社会に出てから必要となるスキルを日々学んでいるのです。
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