【要介護1】デイサービスのレクリエーション。介護職のみなさんありがとう! (2)

【要介護1】デイサービスのレクリエーション。介護職のみなさんありがとう! (2)

デイサービスでの1日

デイサービスは、本当によくしてくださいます。毎回、膝が悪い父をお風呂に入れてくれ、血圧も測ってくれるので、高血圧ぎみの父の健康管理に役立っています。定期的に口腔ケアもあります。歯のない父に口腔ケアはいらないでしょ?!と思いきや、「歯茎磨き」なるものを教えてくれたようで、家でも実践しています。 ...

「自分の健康をいろいろ気遣ってくれる」みたいな雰囲気は、父にとってうれしいようです。家では母に何も言わない父が、デイサービスでは「足がだるい」とか、訴えたりしているようです。そういうことが言いやすいように接してくださっているんだろうなと思います。

デイサービスでのレクリエーション

父は先日、デイサービスから帰って母に珍しく、レクリエーションの話をしたそうです。ボールを何かに入れるゲームをしたそうで、「何回でも入れられた。でも、自分が全部入れちゃったら次の人に悪いから、最後の1回をわざとはずしてやったんだ」と言っていたそうです。

へーっ、デイサービスではそんなゲームして遊んだりするんだ、と思いました。そしてそのエピソードは、父らしいな、と思いました。

人の性格って歳をとっても変わらない

父を見ていると、加齢によって体が不自由になったり、忘れっぽくなったり、怒りっぽくなったりいろいろするけれど、人の性格というか、本質というか、そういうものは変わらないんだな、と思います。

父は、体育教師をしていた人で、運動神経がいい。野球も得意だったらしく、ボールを入れるゲームは得意だろうなと思う。そして、次の人に譲るために、わざとはずすなんてことも、父らしいと思う。父は、定年退職まで教員を勤めた人で、教頭にも校長にもならず、現役教師一筋。わざとはずして人に譲って、次の人に「すごいすごい」などと声をかけている父の姿が目に浮かぶようでした。

家族にイライラしがちな父もまた父

しかし、それを家に帰って「俺って、こんなにいい人だ!」とペラペラ家族にしゃべり、家族の同意を求め、反応が薄いとキレたりするのも父! それも教員時代と変わらず、「あぁ、今でも変わらないんだな」と苦笑してしまった。

父は、外に一歩出ると、人への気遣いを忘れないいい人なんだけれど、外で人にいいことをしている分だけ、家に帰ったら、今度は家族からそれをされたい、いえ、してもらって当然、家族はそれを俺にするべきだと思っている、そんな精神構造の持ち主なのです。「俺は、外でこんなに人に気を使ってるんだ。お前たち、そんな俺にもっと気を使え!俺に尽くせ!」みたいな要求を家族にしなければ、いい人なんだけどねぇ・・。

人って本当に変わらない。いいところも、悪いところも。高齢になったからといって、何かがガラッと変わってしまうってことはないんだねぇ・・と父の様子を聞くにつけ私は思う。私はどうだろう。私はどんなおばあちゃんになるんだろうな・・。いつまでも私は私のままってことなんだろうな!


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