介護ストレスが辛いので鎮静剤「パンセダン」飲んでみた (2)

パンセダン。私は効きました

飲んで15分ほどしたら、体が熱くなりました。これがパンセダンの影響かどうかは、断言できないけれど・・私は最近、更年期でホットフラッシュ、体が熱くなることがある。それかもしれないし・・。しかし、これがパンセダンの影響なら、寝る前に飲んだら、体が温まって、寝入りやすくなるかもしれないと思いました。 ...

３０分もすると、義母のことでカッカし、ちょっと考えるだけで怒りのボルテージが上がり、どうにもならないくらいイライラしていた私ですが、気持ちが楽になりました。

義母のこと、夫の実家のこと、介護のこと・・忘れちゃうわけじゃない。ちゃんと考えられます。「頭にくる」とも思います。でも、怒りのボルテージが上がり続けることがありません。「困った人だ」「お義母さんのこと、はっきり言って嫌いだ」とは思うものの、気持ちが必要以上に乱れない感じです。

私は接客業をしていて、その日もパンセダンを飲んで仕事をしました。大変穏やかな気分のいい１日でした！　お客様相手の仕事をしていれば、大なり小なりストレス感じることがあります。でも、いつもならストレスたまりそうな場面でも、それをストレスだと感じないと思いました。生き易くなる薬だな、と思いました。

ちなみに夫は、「本当に薬が効いてるのか気になる」と言った私に、「わざとイラッとするようなこと言ってあげようか？」などと冗談交じりに言っていたのだけれど、普段より、何を言われても心が波立たないというか、安定している感じでした。あはは、とか笑ってやり過ごした後で、「そういや、いつもならここで夫にイラッとするはずなのだが・・」と思ったことが何度もありました。

パンセダンは眠くなるのか

眠くなりませんでした。仕事の日の朝に、介護ストレスがどうにもならなくなって飲んだパンセダンでしたが、ボーーッとしちゃって仕事にならなかったとか、そういうことはありませんでした。むしろ、気持ちが安定し必要以上に感情的にならずにすむため、頭がラクに回る気さえ私はしました。

精神的なお薬は、人格や性格が変わったようになるという話も聞いたことはあるけれど、そういうこともなかったようです。夫いわく「機嫌が悪くないときの私」だったそうです。

効果は６時間持続しました

私の場合には、６時間で効果が切れた感じがしました。６時間が過ぎた頃、夫の言うことにイラッとし始めました（笑）。いつもの私です。どんなこともサラッと聞き流せていた「パンセダン中」の６時間でしたが、「終了」な感じでした。

実は義父に飲んで欲しいと思って探した薬。パンセダン

パンセダンを飲んでみた理由はもうひとつあります。それは、ストレスに弱い高齢義父の負担を減らせる薬はないだろうか、と探していたから。

薬局に並んでいた「鎮静剤」の中でパンセダンを選んだのは、高齢者にも使えそうだからという点も大きかった。薬の注意書きの「次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください」の欄に「高齢者」と書かれているものがよくあるのだけれど、パンセダンにはそれが書いてありませんでした。

義父はストレスに弱く、何かあると気に病み眠れなくなってしまう。ひとりごととかも多くなったりして、義母がそんな父の様子をひどく気味悪がるようになりました。病院で「認知症です」と言われたことはなく、話してみてもこれまで通りの義父。だけど義母は義父のことを「頭おかしい」と思い込んでいて、義父が不眠になるたびに、「お父さんが嫌だ。そっちで引き取るか、介護施設に入れて」と言ってくる。

私は、ストレス感じて眠れなくなってるだけで家から追い出されそうになってる義父が気の毒で、お義父さんのストレスを軽減できる方法はないか、少しでも寝入り易くできる薬はないか・・と考えていました。

パンセダン。自ら実験

そんなことで、私がまず飲んでみよう、と。そんな経緯もあり飲んでみた「パンセダン」でもありました。ストレスを感じにくくなる効果は実感できました。義父に同じように効くかはわからないけれど、ハーブのお薬で体に負担は少ないし、試してもらうことはできそうです。

（寝入り易くなるかも自ら試すといいんだけど、私は寝つきが異常にいい人なので、それは実験できず。）

パンセダン。義母も飲むといいかもね！

このパンセダン。お義父さんが夜寝てくれないだけで不安になって「お義父さん、そっちで引き取って」とパニックみたいにメールしてくるお義母さんも一緒に飲むといいかもね・・！

夫、嫁の私、夫の両親。関係している４人のうち３人に「精神安定剤的な薬」が必要って一体・・！　なんか笑える。笑えないけど、介護の闇が深すぎてもう笑うしかない・・。

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