燃え尽き症候群（バーンアウト症候群）から立ち直る方法

燃え尽き症候群の回復方法

働き過ぎが原因で発症するうつ病のことを「バーンアウト症候群」「燃え尽き症候群」と言います。この燃え尽き症候群について詳しく解説します。その原因は？　症状は？　どんな人がなりやすいのでしょうか。そしてその治療法も。ぜひ最後までご覧ください。 ...

燃え尽き症候群は、何かに打ち込んだ後、まるで燃え尽きてしまったように、やる気がまったく起こらなくなるものです。仕事のほか、スポーツ、趣味、家事、介護、人間関係に燃え尽きてしまう人もいます。

共通しているのは、物事に真剣に取り組む人がなりやすいということです。完璧主義でまじめ。いい結果を出すために、あるいは、同僚やクライアントのために献身的になれる人。頑張りすぎてしまう努力家。自己犠牲を厭わない思いやりのある人。人から頼りにされる有能な人。そんな人が燃え尽き症候群になりやすい人です。

燃え尽き症候群は、どんなに頑張り過ぎでも、期待した結果が得られているときにはかかりません。いい結果を出すために、と懸命になるものの、思ったとおりの結果が得られ続けなかったときに発症します。

職業では、教職や、介護職、弁護士など、人の世話をするタイプの職業の人に多く見られます。クライアントのために、と頑張ってみるものの、感謝されるとは限らず、逆にクレームを受けることになる・・理想と現実のギャップも、燃え尽き症候群発症の引き金になります。

燃え尽き症候群にかかると、これまでできていたことができなくなり、興味さえ湧かなくなります。朝起きられなくなったり、わけもなく涙が出たり、何に対しても興味ややる気が起こらない、食欲や性欲減退を訴える人もいます。

燃え尽き症候群は、「またやりたいな」と自発的に感じられるようになるまで休めば確実によくなります。しかし、実際には、簡単にそこから離れることができないのが現実です。そこで、次のような方法で、燃え尽きてしまった心のエネルギーを補給しましょう。 [...]