燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)から立ち直る方法 (2)
夏休みなど、長期休暇を控えているときはチャンスです。仕事や趣味のことは一切考えない、連絡を絶つなど、完全オフにしましょう。夏休みを過密スケジュールにするのは厳禁です。のんびりと、したいように過ごし、夏休みが終わりに差し掛かった頃、「退屈だな。何かしたいな」と感じられるようになったら、燃え尽き症候群から回復してきている証拠です。 ...
仕事で燃え尽きてしまっている場合には、仕事量を減らす必要がでてきます。普段、仕事用のスマホを持たされているなど、オフのときにも仕事のことを考えなければならない状況は、燃え尽き症候群を悪化させます。上司や同僚と相談し、しばらくの間、就業時間後は、仕事から完全に離れられるような環境を作りましょう。
燃え尽き症候群になった多くの人の口から聞かれるのは、「まるで廃人になってしまったようだ」「一生このままだったらどうしよう・・」といった焦りの言葉です。発症前は、人一倍働き者だった人であるがゆえ、自分が自分でなくなってしまったかのような焦燥感にも駆られやすいのです。しかし、しっかり休んで使い切ってしまったエネルギーが補充されてくれば、必ずやる気は出てきます。少なくとも3ヶ月は、「燃え尽きちゃうほど頑張ったんだな」と頑張った自分をほめ、そんな自分に休養を与えてあげるような気持ちで、焦らず、何も考えずにゆっくり過ごしてください。
少しやる気が戻ると、フルスロットルで、復帰してしまうのが、燃え尽き症候群にかかりやすい人の傾向でもあります。働き方そのものをこの機会に見直さなければ、燃え尽きては休み、元気になったら、また燃え尽きるまで働き・・ということになります。元気になったら、次のような点を注意しながら働くようにするといいでしょう。
・オフとオンの区別をつける
・そのことを考えない日や時間を作る
・気分転換の時間を作る
・完璧主義をやめる
・「仕事だ」「趣味だ」と割り切って考える
ガッカリするような結果しか得られなくても、「やるべきことはやった」と思ったら、それ以上責任を感じるのはやめましょう。「これをやったら、相手のためになるかな」と思っても、「これは自分の範疇ではないな」と思ったら、断る勇気も必要です。事務的に対処することに慣れないかもしれませんが、燃え尽きて働けなくなってしまうより、ときには事務的に割り切って、長く続けていけるようにする方が、自分にとっても、周りの人たちにとって得なのだと、新しい考え方を取り入れてみてください。
まずはゆっくり休んでくださいね・・。
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