負けず嫌い?自分の子供をほかの子と比較するバカ親 (2)
「友達がいのない子ね」。 ...
友達5人と母。あっという間に包囲網が出来上がり、私は四方八方からいじめられているような感覚に陥りました。それは私のトラウマとなり、それ以来ナント20年近くも、私は友達を大事にしない人間なのかな、とふと思えてならなくなることがありました。
私を変えたのは『毒親』という言葉でした。私は、友達から陰口をたたかれたことも嫌だったけれど、今思うとそれはたいした問題ではなかったように思います。それは「友達でいることと、政治活動を応援することは別」という自分の考えに基づくことであり、考えが合わないのなら、疎遠になっても仕方ない。私のトラウマは、母のあのひと言。「友達がいのない子ね」でした。
「あなたはそういう考えなのね。でも、お母さんは、これからも応援するわ!」と言ってくれれば、私たち親子は、大人同士の付き合いができたのではないかと思います。しかし、母の「友達がいのない子ね」のひと言は、応援した友人たちを「いい人だ」と絶賛し、その一方で「お前は冷たい」「お前は間違ってる」と言われているように、私には聞こえてしまいました。
そしてそれは、子供時代からの積み重ねが影響しているのだと思います。母が友達を褒める度、私は「お母さんは、私より○○ちゃん(友達)が好きなんだ。○○ちゃんが、自分の子供だったらいいのに、って思ってるんだろうな・・」と傷ついていたのかな、と思います。そんなこと怖くて意識することすらできなくて、言葉にできず、モヤモヤしてきたけれど、毒親の洗脳が解けて、そんな自分の本音に気づきました。それが母の本心でなかったとしても、子供がそう誤解してもおかしくないことを繰り返し言われ続けた私は、かわいそうな子供だっただな、と思えて初めて私は癒されました。
その友人からは、いまだに何年かおきに政治活動の報告書が送られてきて、私はそのたびに、トラウマがうずいて辛くなります。もう送って来て欲しくないと思って「送付を断る」に○をつけて返送したことがあったけれど、何かの手違いなのか、呪いのように送られてきます(笑)。
そんな呪いも、毒親の洗脳と同様、徐々に解けてきています。「もう過去のこと。前だけを向いて行こう」。私は私、人は人。『毒親』という言葉を知らなかったら、こんな気持ちの切り替え方を身につけられただろうか、と思います。
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