人の気持ちがわからないアホな親 (2)
大きな台風がやってきて、我が家の屋根板が飛びました。「参ったな」と思った次の瞬間に、私は決心しました。「お父さんに連絡してみよう」。 ...
家を建てるときに、父のアドバイス?助言?口出し?おせっかい?を断ったがために、父を怒らせてしまい、今だ会話のない私たち親子。屋根の件を相談したら、父と会話ができるかと思ったのです。しかし、父は私が想像していたよりもはるかに「人の気持ちがわからない人」でした。
電話口で「お前のことなんか知らない」と言われ、電話を切られそうになりました。なんとか食い下がり、会話をつなぎ、「見に行ってやろう」と屋根の様子を見てもらえることになりました。しかし、家に来た父は、我が家にケチをつけて回りました。あそこがダメだ、ここがダメだ、掃除がなってない、とまで。座って話をし始めれば、建てたときの私の態度が、いかに間違っていて父を傷つけたのか、ネチネチ言い続けました。
私は、その日から食事が喉を通らなくなりました。体重が1週間で3キロ落ちました。うつでした。
うつが落ち着いてきた今、あの日、私はどんな父の言葉に傷ついたのだろう・・と落ち着いて振り返ることができるようになりました。父に言わせれば、屋根板が落ちたのは、台風による自然災害ではなく、私たち夫婦のせい。父の言うことを聞かなかったから。「3角形のかわいい屋根」なんかにこだわらなければ、こんなことにならなかった、のだそうです。「そんな家建てたお前がバカだ」。「屋根板が落ちたくらいで、俺を呼ばなくちゃいけないようなヤツに、持ち家なんていらない。賃貸で十分だったんだよ、お前なんか」。
うつのどん底状態から回復し始めた今、私は、父に「怒り心頭モード」です。人のマイホームをバカにする権利が、あなたのどこにあるのよ!! 自然災害で受けた損害を、「設計からして、お前たちの家づくりは間違ってた」と切り捨てるその感覚・神経・頭の回路が信じられない。
昔から、人の気持ちがわからないところがあるな、とは思っていたけれど、ここまでひどいとは思いませんでした。人の気持ちがわからない人は、人を傷つけることを平気で言うから、付き合っていて疲れる。人の気持ちがわからない人は、その人がそれをどんなに大事にしてるのか、そういうこともわからないから、私のことだけでなく、マイホームのことや、夫のことや・・ありとあらゆることをボロくそに言われて心底辛い。付き合いたくない、父とは。もうごめんです。
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