精神的に未熟なアホな親

子供より仕事、キャリア。いつもイライラしていた母に狂わされた娘の人生

母から恨まれてるような気がしてました。気がしてたんじゃない。実際、恨まれていました。でも、私はもう泣かない。自分を責めない。私の母は、精神的に幼い、未熟な人だったんだと思います。 ...

父と母は、共働き。私はひとり娘として生まれました。父は、いつも穏やかでおっとりとした性格。私は、いつも父といるとなんとも言えない安心感に包まれました。しかし、母は、いつも何かにイライラしていて、なんとなく、近寄りがたかった・・。

母は、結婚前から勤務している会社に、結婚後も、そして私を産んだ後も勤め続けるキャリアウーマンであり、ワーキングママ。子供心によく覚えています。母はしょっちゅうこう言ってました。「私は、仕事も家庭も諦めたくないの」。実際母は、仕事のできる人のようで、父より高収入でした。

しかし母は、いつもイライラしていました。いつも忙しそうで、家でも仕事をしていたり、電話で職場の人と打ち合わせらしきことしていたり。そんなときの母は、「私のお母さん」ではなく「仕事人」。まるで別人に見えました。

やがて私は、こう思うようになりました。「お母さん、忙しそうだな。お母さんの邪魔しちゃ悪いな。私は、いない方がいいんじゃないかな」。

中高生くらいになると、それは確信に変わりました。「私は母の足かせなのかも」。私はいつ母から「お前を産むんじゃなかった！」と言われるかと、不安で仕方ありませんでした。

そしてそれは、とうとう現実になりました。 [...]