娘の悪口を言う母親。その末路

母に嫌われてる。母の「お友達」になれなかった。それだけの理由だった・・

娘の悪口を言う母親がいます。家族に、ママ友に、陰で子供の悪口を言っています。最低です。そしてそんな母親の態度がトラウマになっている人も。娘の悪口を言う母親。そこには、どんな心理が隠されているのでしょうか。子供には、どんな問題が起こるのでしょうか。 ...

ある人が語ってくれました。

なんとなく気づいていました。母は、私のこと、好きじゃないんじゃないかな、って。でも、あんな悪口言われてたとは思っていませんでした。

私は、会社員の父と母に育てられました。兄と弟がいます。母は、兄と弟に挟まれて生まれた唯一の女の子の私に、女の子らしくあることを求めました。私は、男っぽい性格で、女の子らしくあるよりも、兄の真似をしたり、弟と外で遊ぶのが好きでした。

母はよく私に言いました。「女の子なんだから」。兄や弟がしているなら、怒られないようなことも、私がすると怒られる。私は、母が苦手でした。

思春期に入ると、その悩みはさらに深まりました。母は、私に女同志らしい関係を求めました。ふたりでおしゃべりしたり、どこかへ出かけたり、買い物したり。しかし私は、そういうタイプじゃなかった。母が、そんな私に不満を抱いていることは、容易に想像がつきました。

就職と同時に家を出、実家にあまり帰らなくなりました。母を特別避けていた、というわけではなかったと思う。私が顔を出さなくても、兄や弟と、楽しくやってるんだろうから、いいだろう、といった軽い気持ちでした。

しかし私は、あるとき、父から大目玉を食らいました。

用事があって、父と話をしているときでした。ファーストフード店の２階、コーヒーを飲みながら、私は、そこでコンコンと父から叱られました。

これでもか、というくらいに。 [...]