上から目線の毒母その末路

セレブ気取り。普通の人と結婚した私の生き方は「間違ってる」のだそうで・・

上から目線の母親がいます。そんな母親に、悩んでいる子供も。親のどんな態度が、子供に「上から目線」だと思わせるのでしょうか。親が上から目線だと、子供にどんな影響があるのでしょうか。 ...

ある人が語ってくれました。

子供を。家族を。世の中を。上から見下ろしてる。完全に。上から目線の母でした。

私は、会社経営の父と、専業主婦の母の元に生まれました。家は裕福でした。とてもとても。

そんな母は、自分が、特別な存在だと思っているようでした。自分は、人より大きな家に住み、人よりいいものを着て、人よりいいものを食べて暮らしてる。母が致命的なのは、自分は、そうあるのにふさわしい人間だ、と思っていること。

本当はただ単に、バブル経済にうまいこと乗っかって、運よく会社がうまくいっただけなのに。自分たちには、成功を収めるだけの能力があり、先見の明があり、成すべくして今の成功をおさめ、あるべくして今の地位を築いている。うちの両親は、そう勘違いしていました。それに輪をかけて母は、会社経営には携わってないのに、　そんな成功者の夫を選んだ私の、見る目が素晴らしかったんだ、と思っているようでした。

だから、母は、ごくごく庶民の人たちを、完全に見下していました。あの人たちがああいう生活をしているのは、自業自得だと言わんばかりに。

しかも母のウザさは、それだけにとどまりませんでした。

母が、自分は腰が低いと思っているのです。母の座右の銘は、「実るほど、首を垂れる稲穂かな」。しかし、私は最近気づきました。その教えが、すでに上から目線なんだよね。お母さんは、セレブちっくな生活してて、「実ってる」もんね。そんな素敵なセレブの「私」だけど、それを周りにひけらかしたりしない。首を垂れてる、謙虚さも持ち合わせてる「私」。そんな「私」が大好きなんだよね、お母さんは。

私がここまで怒っているのは、ワケがある。母は、今、私のことも完全に見下してるから。 [...]