上から目線の毒母その末路 (2)

私ははっきり言って、子供の頃から母が嫌いでした。早くに家を出、普通の会社に就職し、今は「普通の暮らし」をしています。節電とか、節水とかして、光熱費浮かしたり、給料前には、もやしとか豆腐とか食べて、家計の赤字出さないようにしたり。私は、それでいい。それが私の望みだから。 ...

しかし、そんな私を母は気に入りません。母には、自分が正しいと思っていることだけが正しくて、それ以外の考えを受け入れないところが、昔からありました。私は、自分の考えや生き方を、母になかなか受け入れてもらえない。それどころから、真向から、いえ、「真上」から否定されてしまう。

ごくごく庶民派の生活をしている私。母のそれは「気に入らない」なんてももんじゃない。「間違ってる」のだそうです。私はそれでいいのに。いえ、それがいいのに。

はっきり言って、自分の価値観や生き方を、そんなに否定されたら、いくら親でももう付き合えないよね。

母とはもう２度と会わなくていいや、と思ったけれど、最後にもう１度だけ、言いたいことを言ってみようと思ったことがある。

「私は、今の生活で幸せなんだ。だから、そんなに私のこと、悪く言わないでよ・・」。

これがそんなに、批判を受けるような発言？　しかし、母は、やっぱり上から目線炸裂で私が間違ってると言いました。そして言いました。

「あなたは、子供産んでないから、わからないのよ」。

そうなのか。子供産めない体の私は、あなたから、一生「お前は間違ってる」と言われなくちゃいけない存在なのか。

価値観の相違で、離婚を決意する夫婦もいる。無理して一緒にいるよりも、互いの価値観を尊重し合う方がいいよね・・と思う。そして、親子関係も同じなんじゃないか、とも。あまりに価値観の違うもの同志は、互いに傷つけあうだけだから。ただ残念なのは、母に、それが通じないこと。そうは思われたくない、と私が思っているような誤解をたくさんされちゃっているのが、悔しいし、辛いな、と思う。

でももう前を向こうと思います。自分を癒すことで、心の傷は癒え、そんな辛い過去も、いつか自分の人生の１ページだと思える日が来るって、何かに書いてあったな。それを信じて、生きていこう。自分の人生を。

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