嫌われ者の父親その末路

子供をノイローゼにする父親。その実態

人から嫌われがちな人がいます。そんな人が親になったら、どうなるのでしょうか。子供にどんな影響があるのでしょうか。 ...

人から嫌われがちな人がいます。そんな人が親になっても、多くの場合、子供に影響はありません。どんなに人から誤解されたり、嫌われるような人であっても、子供にとって優しく頼もしい父親なら、子供は、父親のことを嫌いになったりしないものです。

しかし、そうはならないケースがあります。それは、人から嫌われるような態度を、他人だけでなく、子供にも取る人です。そうなると子供は悲惨です。

親を好きになれずに、辛いことでしょう。ひどいことをされ、日々傷つくことでしょう。それだけではありません。子供は、様々な不利益を被ることになります。

その厳しい現実をある人が語ってくれました。

父は、明らかに嫌われていました。そして、みな、父から去っていきました。

私が高校生の頃、父は、取引先の人などと、ゴルフやカラオケに明け暮れていました。父は、何でも１番でないと気が済まない人でした。父はよく家で言っていました。

みんなが、自分のゴルフの腕前を、カラオケの素晴らしさを絶賛してる、と。

私は、そんな父の話を、もの悲しく聞いていました。何でも１番でないと気が済まない父。それを褒められないと気がすまない父。父とそれらの人たちの間に、「友情」みたいなものはないのではないかと。仕事を離れても、父と友達でいたいという人は、誰一人いないのではないのかと。

実際そのとおりでした。 [...]