人によって態度が違う母親。娘への影響。その末路 (2)

人によって態度が違う母親。娘への影響。その末路 (2)

母は、外ではとにかく「いい人」ぶってる。いつもニコニコ笑って、人への気遣いも欠かさず、「感じのいい人」で在りたがってる。でも家に帰ると違いました。さっきまで、褒めちぎっていた相手の人の悪口を言っていました。 ...

今の私には、わかります。母は、外でいい人ぶってるから、ストレスたまるのです。相手の人に、言いたいことを言えないから、家に帰ってぶちまけるしかないのです。家族はたまったものじゃありません。

子供である私たちきょうだいへの悪影響は明らかでした。母には、そこのところを考えて欲しかった。私は、その影響で長く生きづらさを感じ続けることになり、うつ病にまでなったのだから。本気で考えて欲しかった。

私は、重度の人間不信と被害妄想で、大学生のとき、大学のカウンセリングルームに行きました。関連する本もたくさん読みました。そして、自分の親がいわゆる「毒母」だったのだと気づきました。

私は、ウチと外で180度変わる母の態度を、日常的に目にし、母のことを信用できなくなったと思います。外では「優しいお母さん」のふりをしているくせに、家の中では、私を叱ってばかり。しかも「あなたが、そういう態度じゃ、お母さんが外で恥をかくでしょ」みたいなことばかり言われる。親から、信頼されてるとか、愛されてるといった実感がまったく得られないから、重度の人間不信、そして、愛情不足の症状がありありと出ていました。

外では人のこと悪く言わないのに、ウチに帰ってくると悪口ばかり。私はいつしか、目の前でニコニコ笑っている人も、別の場所では私のこと、悪く言ってるかも・・としか思えなくなってしまいました。重度の被害妄想でした。

「すべて母親の影響なんだ」と気づきました。こういうのを、「親の洗脳」と言うのだということも。私が生きづらさから解放されたのは、「自分は何も悪くない」と思えるようになったときからです。私は、自分は頭がおかしいんだと思っていたけれど、誰でも、あんな母親と毎日一緒にいたら、私のようになるに違いないと思えたら、自分が正常であると、自信が持てるようになりました。

昔の私は、母に恥をかかせないように、とか、母から悪く言われないように、とか、そういうことにただただ必死で、母が間違ってるとは思っていなかったと思います。今は、違います。親に恥をかかせないように生きるとは、「親のために生きている」ということであり、そんなの間違ってる。

そう思えたら、母とまったく気が合わなくなりました。それと引き換えに、私にも、友達がちらほらでき始めました。友達と話をしていて楽しい、と思ったのは、生まれて初めてです。少しずつ、生きることが楽しくなってきました。


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